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2006年10月31日

【妊娠百科事典】乳児突然死症候群(SIDS)

日本ではあまり知られてない、というか、どこかオブラートに包まれて
はっきり公表されていない感がありますが、
このことは知識として知っておくべきでは?と個人的には思います。

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、何の予兆もなく乳幼児に死をもたらす疾患で、
その約9割が1歳未満に起こります。
疾患と言っても、その原因は様々で不明確なので、
突然原因不明で乳幼児が亡くなると、この総称が引き合いに出されてしまう
という感は否めません。
残念ながら、時に医療ミスの隠れ蓑にされることもあります。

ほとんどのSIDSは寝ている間におきるようです。
そして特に6ヶ月以下の乳児に起こりやすいこと、
寒い時期に起こりやすいこと、女児よりも男児に起こりやすいことが分かっています。


でも以下のような予防策に注意すれば、その発生率は低下することが
諸外国では明らかになっているそうです。

・赤ちゃんを固いマットレスに寝せる。
(柔らかいものの上に寝かせると窒息の恐れあり)

・ぬいぐるみ、枕などを赤ちゃんの傍に置かない。
(月齢が低い赤ちゃんは、顔にかぶさったものを手でどけたりすることができないので、
 窒息の危険あり)

・飲酒、喫煙、薬を飲んでいる(風邪薬等眠くなるようなもの)場合は添い寝をしない。
(月齢が低いうちは、一緒のベッドに寝ることはしない方が良いと個人的に思います)

・ベビーベッドの柵に赤ちゃんの足を近づけて寝かせる。
(こうすると赤ちゃんがそれ以上、下に動かないので布団などの下に入らなくて済む)

・ベビーベッドの柵の間隔は、赤ちゃんの頭より小さい間隔であること。

・ベッドフレームとマットレスの間に隙間がないようにする。

・ブラインドの紐、ベッドの飾り、モビールなど、赤ちゃんが絡まってしまう可能性の
 あるものを近くに置かない。

・赤ちゃんが寝ている時に、部屋を暖めすぎない。
(暖めすぎを防ぐため、肩から上に布団・毛布がかからないようにする。
 特に赤ちゃんが風邪などをひいて、発熱している時は注意)

・ストーブのそばやホットカーペットの上に寝かせない。
 
・睡眠中、帽子、手袋、靴下、足付きロンパース、着せ過ぎなどは、
赤ちゃんの放熱を妨げるので注意すること。
  
・暑すぎるお風呂に入れない 。
 
・できる限り母乳で育てる。

・月齢が低いうちはうつぶせ寝をさせない。
(枕などがそばにあったりして、乳児の口の周りに吐いた息が封じ込められ、
 それを再び吸い込むことにより体の中の酸素量が減ってしまい、酸欠状態になる。
 正常な乳児なら泣いて起きるが、脳などに異常がある乳児はそのまま眠り続け、
 SIDSにいたる場合もある。)

・妊娠中の喫煙、飲酒をしない。(父親の喫煙も含む)

・赤ちゃんのいる部屋で、タバコは吸わない。(誤飲の危険性もあるので)


とまあ、単純に事故を防ぐものから色々とありますが、
ここでの重要なキーワードは「熱・暑さ」です。

なぜ、寒い時期にSIDSが起こりやすいか?
体が小さいし、大人よりもきっと寒かろうという親の当たり前の愛情が、
必要以上に暖めすぎな状況を作ってしまうことがあります。
本来赤ちゃんにとって寝るのに必要ない靴下だとか、手袋だとか。
赤ちゃんの手足って冬は特にびっくりするぐらい冷たいので、
その気持ちも分からないではありません。

SIDSで亡くなった子どもの調査で、「亡くなって時間が経っているのに体温が高い」
「汗をかいている」などの検査結果があります。
赤ちゃんは手足で放熱をしてるので、それが妨げられたり、
着せすぎや高温環境によって体温が上昇し、赤ちゃんは「うつ熱状態」になります。
大人なら暑ければ、寝返りや布団を蹴っ飛ばせばそれで済みますが、
月齢が低い赤ちゃんは、布団ひとつ自分でめくることができません。
では、暑くて泣いて起きるかと言えば、実はそうではないのです。

反対に赤ちゃんの体は、体温をそれ以上高くしないために筋肉を弛緩させ、
汗をかき、眠り続けます。
その結果、呼吸が抑制され、血液中の酸素量が少なくなる低酸素状態となり、
ついには命の危険にさらされる可能性があるのです。

これは、よく駐車場に止められた車の中で赤ちゃんが亡くなるという事件にも
つながります。
熱射病脱水症状もあるとは思いますが、親はこの昏睡状態を良く寝てると勘違いし、
そのまま買い物やパチンコを続けた挙句、赤ちゃんは眠るように亡くなるのです。

暑すぎるお風呂に入れないのも同じような理由からで、
お風呂に入れた後に寝てしまう場合、通常より体温が高めな状態で寝かせてしまい、
SIDSの危険性を上げてしまうからです。

できるだけ母乳で、というのは、もちろん母親の免疫を赤ちゃんに、
というのもあるでしょうが、今の時代、栄養面ではミルクも大差ないので
その点はあまり心配要りません。
ですが、母乳よりミルクの方がどうしても温度が高めに作られてしまうため、
飲んだ後の赤ちゃんの体温は高くなりやすいのです。
そのまま寝てしまうことが多い低月齢の赤ちゃんには注意が必要、
と言うことも実は含まれています。

またうつぶせ寝はお腹側から体温を上昇させ、仰向けに寝るより体温が高めになります。
もちろん、病気で発熱してる時は、布団の枚数なども調節して、
暖めすぎないように気をつけましょう。


では赤ちゃんが暑すぎないか寒すぎないかチェックするには、どうしたらいいかというと、
首の後ろ、またはおなかを触ると良いようです。
手足が冷たくてもこれらの場所が暖かければ、赤ちゃんにとってちょうどいい温度で、
手足や頬が熱っぽく、これらの場所が汗をかいてるなら、暖めすぎです。

一般に、赤ちゃんは寒さに弱いと思われていますが、暑さに弱いと考えていた方が懸命で、
寒い時には泣くことによって、自力で熱を発するという本能がありますが、
(泣くことで親に危険信号を送ると言うこともできるわけですが)
暑い時は危険信号を発することなく、眠るように危険な状態に陥ると言うことを
知っておいて欲しいのです。

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私がこのテーマを選んだのも、実は危うく娘を危機にさらした経験があるからです。

産院から退院した日は真夏でとても暑い日でした。
娘を出産した産院の退院のセレモニーで、娘は長袖のドレスに帽子までかぶって、
院長先生たちとビデオ撮影などをしました。
先生たちのお見送りまでが一連の流れなので、車内の熱気を逃さないまま、
着せすぎの状態で、これまた熱がこもりそうなクーハンに入れられた娘を
そのまま車に乗せる破目に。。。
私の実家まで車で10分と掛からないからいいだろうと思って油断してました。
後で写真を見ると、娘は産院を出る前から顔が赤っぽかったです。
でも新米ママの私はそんな娘の異常に気づきませんでした(T-T)

実家に帰ってすぐエアコンをつけましたが、猛暑だったので、
思ったように室温は下がらなかったと思います。
帽子は取ったものの、クーハンに入れたままスヤスヤ眠る娘をおいて、
起きたらミルクがすぐ作れるようにと、色々と片付けをしてました。

しばらくして帰ってきた母が、娘の顔や手足が赤っぽいのに気づき、
慌てて薄着にして、白湯を飲ませたりしました。
私がSIDSの真実について知ったのは、これより後のことですが、
そういえばこの間、娘はぐずることなく、本当に静かに懇々と眠り続けていました。
今考えたら恐ろしいことです(-_-;)


私のように知らずに大切な命を危機にさらさないよう、
知識として覚えておいて下さいね☆

【ウチの子成長記】2004.07.20 生後6日目(退院)

今日のお昼にいよいよ退院
旦那と私の母と3人で、病院から出された退院祝いの豪華な料理を食べた。
数日前はフランス料理のフルコースが出たし、
ベビーラッシュで病室をたらいまわしにされなければ、
本当に贅沢な入院生活だった(^_^;)
だけど、病室をたらいまわしにされたおかげで、その分入院費は安くなり、
贅沢した割りに33万も行かなかった。

季節は真夏でその日も猛暑。
産院のセレモニーで、退院の院長・副院長のお見送りまでが
ビデオに納められるため、長袖に帽子まで被せられた娘を、
熱気を抜かないままの車中にこれまた熱のこもりやすそうなクーハンに入れて、
慌しく出発する派目に。
(本当はチャイルドシートじゃないといけないのだが。。。(-_-;))
私の実家は車で10分の所だったが、これがいけなかった(>_<)

帰ってきて即エアコンは付けたものの、新米ママの私は片付けなどをしていて、
熱気がこもって娘が真っ赤にのぼせてる?のも気が付かず、
後から別に帰ってきた母が気が付いて、慌てて涼しい格好にさせて、
白湯を飲ませたりクールダウン。
軽い熱中症にはなっていたと思う。

この間、娘は懇々と眠っていたのだが、今考えれば乳児突然死症候群(SIDS)の
引き金を引いていたのかもしれない(-_-;) 。。。おそろしい!(>_<)
(詳しくはカテゴリ【妊娠百科事典】の「乳児突然死症候群(SIDS)」を参照)
真っ赤な手足を見て涙が出そうになった(T_T)
母たる私がもっとしっかりしてないといけないのに。。。

そのせいなのか、環境が変わったせいなのか、娘はなかなか寝付けず、
やっと寝た時はほっとした。


母が私が里帰りしてからわざわざ部屋にエアコンを取り付けてくれたのが、
本当にありがたかった(T_T)
(連日30度を軽く越える毎日だったので)

2006年10月27日

【ウチの子成長記】2004.07.19 生後5日目

毎日、看護婦さんに乳房マッサージ(かなり痛い(-_-;))をしてもらっているおかげか、
やっと少し母乳が出るようになってきた。
娘に飲んでもらわないと張ってしょうがない。

しかし、どうも娘は右のおっぱいが飲みづらそう。
私の抱き方が下手くそなのかな???
(後に娘が筋性斜頚でそちら側に首を傾けづらいことが発覚(-_-;)
 そのおかげで右の母乳量は、左に比べてとても少なくなっていった(T_T))

まだ近くの物しか見えないらしいのに、1メートル以上離れたガラス越しでも
手を振る私の動きを目で追ってる気がするのは、私の気のせい?

5d.jpg






今日も見舞いに来た父母(毎日来てる(^_^;))に、
にっこり笑顔を振りまいていた愛想の良い娘だった(笑)

自宅は車で2時間掛かる所なので、旦那は休みにしか来れない為、
この笑顔はまだ見たことがない。
結局、肝心な実父が最後にこの笑顔を見ることになりそう(笑)

相変わらず4時間おきに授乳に私が出向いている感じ。
娘がお腹が空いて泣いて呼ぶことはまったくなく。。。(-_-;)
うとうとしてるのを起こして飲ませるのだが、これが眠りながらへらへら
笑ってばかりで30分くらいなかなか起きない(-_-;)

他のママさんたちがその笑う様子を見て、「ウチの子そんなに笑わない〜」
と言っていたので、こんなにもうから笑う子はどうやらめずらしい?ようだ。

【妊娠百科事典】胎内前記憶

さて、胎内記憶はまだ信じられる私ですが、
実際には「胎内以前」の記憶を持っている子もいるとか。
つまりお腹に宿る前の記憶、「魂」の記憶です。

皆、一様にお空みたいな所で神様?と一緒に、
それぞれが自分がお母さんを選んで来た、と言うような話をするようです。

あのスピリチュアルカウンセラーの江原啓之さんも同じようなことを
言ってますよね。
「子供は皆、親を、あなたを選んで生まれてくる」みたいな。
私は初めてそれを聞いた時は、それが真実でなくても素敵な話♪だと感動したものですが、
案外本当のことかも、とも最近は思います。


最近、前世を見ることのできる占いカウンセラーの方に、
夫や娘の前世を見て頂きました。

前世では夫は僧侶、娘は出家した尼さんだったらしいです。
その方によると、娘は夫のソウルメイト=魂の伴侶だそうです。
常に魂を支えあう関係なんだとか。
私にはまったく霊感がありませんので、それが真実か否かは判断できませんが、
何だか妙に納得しました。
夫と娘はなぜか昔からうまが合うからです(^_^;)

だから娘は私の所に来たんでしょうか?
「今回はお父さんと親子になってみようかな〜? 私すごい人見知りするから、
 のんびり付き合ってくれそうなこのお母さんの所がちょうど良いかも!」
なんてね(笑)

実際娘は2歳頃、知らない人に「こんにちは」と声を掛けられただけで
大泣きするすごい人見知りをする子でした。
私は専業主婦で、夫は「自分が稼いで家族を養うから、私には家にいて良い」と言う、
今では珍しい?昔かたぎなタイプ。
保育園に預けてすぐ働きに出なくちゃ!という焦りも夫からのあおりもないし、
育児ストレスはそりゃあ少しはありますが、働きに出た方がストレス解消になる!
と言うよりは、預けて働いてる間、子供のことが気になって仕方がないというタイプなので、
ゆっくり娘に合わせてあげることが出来ます。

。。。っていうか、なんかこういう環境が娘の都合に良い、というか、
ソウルメイト?の夫が無意識にそういう環境を作ってあげてる気がしてなりません(^_^;)

「子供は皆、親を、あなたを選んで生まれてくる」んだそうです。


その他に良く聞く不思議な話、と言えば、兄弟の話でしょうか。
下の子が母親のお腹に宿った時に、
母親の自覚がないうちに上の子がそれを分かると言う話も。
流産した時も「お腹の赤ちゃん、もういない」と母親が流産に気づく前に察したりもするとか。

実際うちでも、下の子がお腹に宿った時に、
当時まだ3歳の娘がしきりに私を指さして、「お腹にあかちゃんがいる」と
病院で確認するまで、毎日のように言い続けていました(^_^;)


お腹の赤ちゃんと上の子がお話したりすることもよくあるそうです。
そればかりか、まだ魂の段階、生まれる前に兄弟でどっちが先に生まれるか
話し合うこともあるんだとかいう話も。。。?
(とさすがにこれは俄かに信じがたいですが(^_^;))

そう言えば江原啓之さんも小さな子は天上界?から来たばかりで、まだ魂がそちらに
近いから、兄弟間でも魂同士で通じ合えるようなことをおっしゃってましたね。
何とも不思議な話です。


神秘的な話ばかりですが、目の見えないところで魂がつながってるんだと
思うと何だか感動しますね☆


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2006年10月26日

【ウチの子成長記】2004.07.18 生後4日目

娘がもうお腹にいないのは何だか不思議な感じ。
お腹にいる間、ずっと長いことお腹に話し掛けるのが習慣だったので、
ついつい独り言のようにぶつぶつ言ってしまいがち(^_^;)
(個室で良かった?(笑))

4d.jpg


私たち夫婦の目は両方とも奥二重なので、娘もやはり奥二重。
隔世遺伝で二重にならないかな〜?と思っていたのだが、
やっぱり二人の子供(笑)

指は旦那に似て長そう。
(が、生まれたてでまだふっくらしてなかっただけで、
 後に私に似て短い指と短い爪に。。。(-_-;))

私の髪は強いくせ毛(旦那は剛毛で直毛だが(-_-;))で大人になるまで苦労したので、
これだけは遺伝して欲しくないが。。。
髪が短いのでまだ今の所よく分からない。
ちなみに娘の髪は生まれた時から黒々している。(が以降、伸びるのは遅かった)

まゆ毛はまだ生えてないが、私たちは二人ともしっかりした太いまゆ毛なので
やっぱりこの子もそうだろうなぁ。。。(予想通り!(笑))

あ、口の端が下がってる(-_-;)
↑旦那似。女の子なのにへの字口かぁ。。。(>_<)


今日は旦那の弟夫婦がお見舞いに来てくれて、娘も授乳直後だったので
お目目ぱっちりで二人をじーっと見つめていた。
お得意の笑顔も振り撒き、サービスばっちり?(笑)

どうやら娘はげっぷを出す時の体勢が一番好きらしく、
うっとりした表情をしている。
でもげっぷの出は良くない。というか私のやり方がまだ下手くそ(-_-;)

この産院では入院中、エステのサービスがあって、髪を洗ってもらい
フェイスケアをしてもらった。
あー気持ち良かったぁ。。。

2006年10月25日

【ウチの子成長記】2004.07.17 生後3日目

エアコンは午前中に修理して治ったが、午後になって念願の個室へ♪
トイレ・ユニットバスもついていて、ビジネスホテルよりも広いし、
ホテルの客室並かも(-_-;)
産直後からこの個室だったらもっとくつろげたろうになあ。。。(T_T)

というのも、産前に浣腸する間もなく出産に突入してしまったがために、
産後トイレでいきむのが怖く、ひどい便秘になってしまったので、
人の出入りが気になる共同トイレより、個室トイレでゆっくり用を足せたら
良かったなあ。。。(-_-;)と。

元々便秘はしない体質なので、便秘の気持ち悪さと言ったらない!(>_<)
便秘解消の漢方薬を処方してもらったが、もっと早く頼めば良かった(T_T)
漢方飲んでもなかなか出なかったので。。。)

昨日沐浴指導(見るだけ)を受けて、今日は私が初☆沐浴をさせることに。
自分でも思った以上に、上手?に出来て、看護婦さんに誉められた(^_^)
娘はどうやらお風呂好きで、とてもおとなしく気持ち良さそう。
娘の背中はかなり毛深くてびっくりしたが、看護婦さんによると、
赤ちゃんは皆毛深いものらしい。

まだおっぱいの出はいまいちだが、だいぶ張るようになってきた。
右側はにじみ出るように。
妊娠中から乳がん?と疑っていたわきのしこりも、先生に診てもらい、
副乳が刺激されているだけだから心配ないとのこと。
もっと早くに診てもらえば良かった(^_^;)

娘は退院後はなかなか出ない便秘マンだったが、この頃はよくうんちをしていた。
その気持ち悪さやおしっこ、鼻水等は良く泣いて訴えるのに、
なぜかお腹のすき具合はなかなか教えてくれず、
泣いて看護婦さんに呼ばれることはなく、
私が4時間おきに見に行くことがすっかり定着してしまった(-_-;)

やはり難産だったので、娘はとっっっても疲れていたんだろうか?

【ウチの子成長記】2004.07.16 生後2日目

入院中は真夏の猛暑の頃。
そんな最中に1フロア全体の大部屋のエアコンが午後になって故障(>_<)
アイスノンと扇風機で暑さを凌ぐことに。
まったくもってついてない時に出産が重なったものだ(-_-;)

夜中の授乳に挑戦。
夜は看護婦さんにお任せしても良いという病院なのだが、退院しても
娘のリズムに慣れておきたくて、夜も携帯電話にアラームを掛けて
4時間おきに授乳に行くことに。
昨日の一件から、娘のお世話をするのが楽しみになっていたので、
産後の疲労もどこ行った?という感じ。

産後の疲れを癒すママさんたちが多いのか、夜はあまり人がいない分、
看護婦さんに色々と指導を受けられるし結果的に良かった☆
昼間はうまく出せなかったげっぷもすぐ出てくれて嬉しい♪

昼間はママさんたちでぎゅうぎゅうの授乳室なので、
飲ませてすぐ場所を譲らないといけなかったが、夜はがらがら。
ミルクを飲ませてすぐ病室に戻るのも名残惜しかったので、
うとうとするまでゆっくり付き合ってみた。
眠りにつくのが気持ち良いのか、もうから良く笑う表情をするように。
可愛いなあ。。。♪
(この頃の笑いは反射だと言うが、やっぱり気持ち良くて笑ってるように
 しか見えない(^_^;))


血液型はA型だとか。
ちなみに旦那O型×私A型なので間違いなくAO型。
ただ、この頃の血液型は正確じゃないことがあるので、
大きくなってからちゃんと調べないと分からない。
今はそう間違うこともないのかもしれないが、旦那も私の弟も
ずっとA型だと言われてて、実はO型だったと言うこともあったので(^_^;)

2006年10月23日

【ウチの子成長記】2004.07.15 生後1日目

1d.jpg
初☆授乳

抱くのも初めてなので何だかおっかなびっくり(-_-;)
娘のおっぱいの吸い付きはまあまあなのに、
私の方がどうも下手くそでうまくいかない(>_<)

やっぱり初日はほとんど母乳が出ないので、
娘も吸っては「ん?」と止まる感じ(^_^;)


何せベビーラッシュなもんだから、看護婦さんの
指導もなかなか仰げず四苦八苦(T_T)
しかし1日何とかやっていくうちに、どうにか
夜にはコツがつかめてきた。


実は一番初めの授乳の時は本当にうまくいかなくて、
この先ちゃんと育てられるかすごく自信がなくて、不安に(-_-;)

その30分後、また娘が泣いてると呼び出され、新生児室へ。
母子同室ではなかったので)

さっきオムツも換えたし、ミルクたっぷり飲んだのに変だなーと行ってみると、
看護婦さんも「あら? さっきも来たよね〜?」と不思議そう。
取りあえず見てみることに。
その時は泣き止んでいたが、確かに涙の跡。

オムツを見てももちろん何ともなく、念の為、服の中もチェックしたが
別に痛そうな所もないし。。。
???な状態で取りあえず抱っこしてると、いつの間にか腕の中で寝ていた(^_^;)
もしかしてこの子は私の不安を察した?

生まれてから初授乳するまで、やっとお腹の中でずっと聞いてた声の主に
会えたと思ったら、すぐいなくなったから、もう一度会って安心したかったのか?
とにかくおろおろしてる私を他所に、この子はすでに私をちゃんと「母」と
認識していて、私は必要とされているんだと、私の腕の中で眠る
この小さな娘我が子にちょっと感動した(T_T)

思えばこの時、私の「母親スイッチ」が入ったような気がする(笑)
自信はなくとも頑張る気になれたよ。
ありがとう、娘!(T_T)


夜になって今度は3人の大部屋にお引越し。
偶然にも切迫早産で入院した時の部屋で、まったく同じベッドだった。
一体いつになったら個室に移動できるのだろう(T_T)
(基本的に産後は皆個室と言う病院だったので)

この少子化の世にベビーラッシュとはめでたいのだが、
個室で悠悠自適だったはずなのに、あちこち移動と言うのは
ちょっと運が悪かったなあ。。。(-_-;)

2006年10月16日

【妊娠百科事典】胎内記憶

これを書いている当時、娘は2才3ヶ月でしたが、
2語文も大分増え、やっと少し会話できるようになってきました。
もう少し娘とまともに会話できるようになったら、娘に聞いてみたいことがあります。

それは私のお腹にいた頃のこと、「胎内記憶」のことをです。

普通ある程度成長したら思い出せる一番幼い頃の記憶は、
大体5、6歳くらいのことぐらいからでしょうか。
でも「退行催眠逆行催眠)」で記憶を遡ると、
小さい頃の記憶や生まれ出た時の記憶、
お腹の中にいる時の記憶を探ることが出来るとか。
普段は思い出せなくても、実は皆そういう記憶があるのだそうです。

自然にこの「胎内記憶」を覚えてるのは、
幼児の3人に1人ぐらいのようですが、
だいたい言葉も増え、胎内記憶についておおよそ会話ができるようになるのが
早くて2歳半前後、それから3〜4歳でこの胎内記憶は消え去ってしまうのだとか。
つまり短期の期間限定で、もしかしたら聞けるかも?というものなのです。

記憶が消えてしまうのは、ホルモンの一つオキシトシンの働きによるとか、
次々と増えていく新しい記憶に埋もれて意識の深層に押しやられ、
思い出しにくくなってしまうためなどと言われています。

ちなみにだいたい妊娠5ヶ月くらいから、
お腹の中で見聞きした胎内記憶が残るようです。
胎児の脳が出来始めるのは妊娠3ヶ月目くらい、
視覚ははっきりしませんが光の強弱は分かるようになりますし、
目が見えない分聴覚は鋭く、お腹の中にいる時から母親の声を認識できるように
なるほどなので、そのくらいの時からお腹の中の記憶が存在していても、
事実上何らおかしくないというわけです。


胎内のイメージが「お腹の中は温かくて気持ち良かった、もっといたかった」
と言う子は安産な子が多く、反対に「冷たかった、落ちるような感じがした」
と言う子は難産の子が多いとか。
難産の子はやはり苦しい記憶が強い印象で残るのか、
生まれ落ちる時の記憶が特に残りやすいそうです。

しかしその胎内記憶が真実であるか否かは、
なかなか確かめにくい事もあり、信じる人もいれば、
「子供が想像した作り話をを話しているに過ぎない」と信じない人もいるでしょう。

ですが、実際お腹にいる時だけに自分が呼ばれていた胎児ネームを
ちゃんと覚えていたり、母親が色々なストレスで胎動が激しかったお腹の子に
「あんまり動かないでよ!」と叫んだことを覚えてて、
それ以降「ママが痛いって言ったから、あまり動かなかった」なんて事を聞くと、
やはり胎内記憶って本当にあるんだなあと、個人的には思います。


生まれてからもそうですが、上記のように子供は胎内にいる時から
母親の望む・喜ぶような行動する事があるようです。
母親や父親が妊娠したことに喜ばず、あまり話し掛けなかったり、
夫婦間でのストレスやその他イライラしたりすることが多かったりすると、
生まれてきた子は「お腹にいた時、辛かった、寂しかった」と言い、
本来居心地が良いはずであるお腹の中から「早く出たかった」と言うこともあるとか。
そういうことを知ると、お腹の赤ちゃんに対して変なことを言ったりしては
いけないと分かりますよね。

是非とも「あなたが出来て嬉しい」と言うメッセージをお腹の子に
ビシバシ?送ってあげたいものです(^_^;)

胎内記憶」の真偽は定かではありませんが、胎教に良い、と言うので、
私も娘がお腹にいる時にしょっちゅう話し掛けていました。
中には「そんなこと、何だか恥ずかしくて出来ないわ!」とおっしゃる方も
いらっしゃるかもしれません。
私も最初は何だか気恥ずかしくてできませんでしたが、別に特別なことを
話すわけでもなく、「さあ、立ち上がるよ〜」とか「今から買い物に行くからね」
とかで良いと思います。
慣れていくと段々色々と語りかけられるようになります。

そのうち独り言が多くなって、子供が生まれてからもいまだ独り言が多くなって
しまうのが、ちと難点なのではありますが。。。(-_-;)

そのせいなのか、娘は言葉に対する理解力は生まれつきあったようです。
なので、普通の赤ちゃんが泣く事で色々訴えることを、
泣かずに「あーあー、うーうー」で何とか伝えようとしていました。
本当に滅多に泣かない子でした。
ちゃんと「言葉」と言うものがあることを、早い段階から分かっていたような気がします。

そして不思議と、時々出るのが私の出身地の方言です。
生まれてからはできるだけ標準語で、と気をつけてはいるものの、
娘がお腹にいる時は全然そんなこと気にせず、方言丸出しでした(^_^;)
同郷の旦那がそんなこと気にせず、生まれる前も後も方言使ってるせいかも
しれませんが、断然接する時間が短いので、どうもお腹の中からずっと
聞いてる言葉を使ってるような気がしてなりません。

まあ言葉はこれからいくらでも矯正が効きますから、お腹にいる時から
気をつけなくっちゃ!とそう神経質にならなくても良いとは思いますが。。。

お腹の中の記憶が残るにしろ残らないにしろ、お腹にいる時からお腹の赤ちゃん
への接し方は大切ということです。
お腹にいた時から話し掛けが出来ないのに、
生まれてからすぐに上手に話し掛けができると思いますか?
子を宿した時から、親も親になる準備をそうやって徐々に始めるのです。
これは母親だけでなく父親にも言えます。


ウチの娘は回旋異常を起こして、なかなか生まれず、
最終的に吸引分娩による難産だったので、もしかしたら「胎内記憶」が残っているかも?
(でも以前見たテレビ番組では安産の子の方が記憶が残りやすく、難産の子の方が
 痛みをやわらげるホルモンが多量分泌されるので、
 その際に忘れてしまうと言ってた気も。。。?(-_-;))

生まれた時のことは一切話さず、余計な先入観を持たせないで、もう少ししたら
聞いてみたいと思います。
ちょっと楽しみです(^-^)

お互いリラックスした状態で、さりげなく聞いてみるといいらしい?ですよ。


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2006年10月12日

【妊娠百科事典】妊娠中の飲酒

以前は妊娠初期に気をつければ、中・後期はビールをグラス一杯くらいなら
飲んでも良い、なんて説がありましたが、今は妊娠したら、
一切飲まないよう薦められています。
妊娠中の飲酒は少量でも、生まれてくる子供の10代の発育に影響を及ぼすと
アメリカの大学でも発表されましたし、様々な影響を及ぼすことがだんだん分かってきました。


妊娠中の女性が飲酒すると、胎盤を通じてアルコール胎児の血液に
移行してしまいます。
胎児アルコール代謝能力は未発達なので、母体よりも影響を受けやすく、
妊婦が大量に飲酒すると、胎児性アルコール症候群(FAS)や
脳の大きさが小さくなったりなど、
知的障害や重篤な先天性障害になる場合もあります。

ちなみに胎児性アルコール症候群(FAS)の症状は以下のようになります。

・特徴的な顔付き(小頭症、薄い上唇、短い眼瞼裂など)
・出生前、出生後の発育の遅れ
・中枢神経に問題


アルコールについてはその代謝能力や許容範囲は人によって個人差が大きく、
飲酒量だけでなく、母体の年齢や出産回数、体重、喫煙の有無などによっても
大きく違ってきます。

また、上の子より下の子に障害が重く出るケースがよく見られるそうです。
妊娠中のアルコール許容範囲は個人差が大きく、
はっきりした線引きは出来ません。
なので妊娠中は飲酒しないのが懸命ということです。

できれば妊娠を考えた時から飲酒は避けましょう。
妊娠に気づかずにうっかり飲んでしまうことを避ける為です。
胎児の体の器官が形成される初期は、特に様々な影響を受ける為です。
まあ多少飲んだからと言って、すぐ中絶云々を考えるほどの影響はありませんが。。。
(但し、長期的な多量飲酒はかなりの影響を与えていると予想されます。)

もちろん妊娠初期だけでなく、全期間に渡って発達し続ける脳は、
特に後期に最も発達するので、影響を受けにくい期間など無いにも等しいのです。

妊娠中はとにかく禁酒しましょう。


もちろん授乳中も同じことが言えます。
母乳にもアルコールが移行しますので、赤ちゃんにも飲酒させることになります。

授乳中も飲酒はやめましょう。

2006年10月03日

【妊娠百科事典】妊娠中の薬の服用

お腹の赤ちゃんがの影響を受けやすいのは妊娠初期の4〜15週です。
赤ちゃんの体が形成される大事な期間に当たります。

しかし妊娠検査薬での判定が出るか出ないかの4週目に妊娠したかな?と
気づく人はそういないでしょう。
うっかりを飲んでしまうこともあると思います。
特殊な物を除いては、一般的な市販薬は大丈夫だとされています。
但し、長期間の服用や規定以上の量を飲んだ場合は、医師に相談しましょう。
基本的に妊娠の可能性がある周期は、万が一を考えては避けた方が無難です。

妊娠が発覚して、それでもを服用しなければならない場合は、
必ず医師にその旨を伝えることが必要です。
心配ならを受け取る時に、薬剤士さんにも確認すればより安心かと思います。
を服用する際は自己判断せず、用法、用量は必ず従うようにしましょう。
またの飲み合わせで強い副作用が起こる場合もあるので、の併用には
注意が必要です。


ちなみに、以下のHPに妊娠中のの服用について詳しく載っていますので、
参照してみて下さい。
妊婦さんには禁忌になるも分かりやすくまとめてあります。

おくすり110番↓
http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_00top.html


一般的な市販薬の影響ですが、以下のような概要になります。
妊娠したらは飲まないのが一番ですが、避けられない場合は、
同じでも強い弱いがあるので、服用に際しては医師の確認を取るか、
産婦人科などで処方されたの方が無難でしょう。

風邪薬
抗ヒスタミン剤は、動物実験で大量投与したら胎児に異常が起きた物も
ありますが市販薬には、極少量しか含まれていないので心配はありません。
鼻炎内服薬など少々強めのを使う際は、医師への確認が必要です。

鎮痛剤・解熱剤
種類によっては重篤な事態を引き起こすものもあるので、注意が必要です。
アスピリンなど、動物実験で大量投与したら胎児奇形が発生した物も
ありますが、市販薬には極少量しか含まれていないので、
短期間で規定量を飲む分には心配はありません。
(長期使用は影響がありますので禁忌です。)
アセトアミノフェンは比較的安全とされていますが、妊娠末期の服用は
胎児の動脈管を収縮させてしまうので、胎児が酸素不足になる可能性が
あるため服用は避けます。
また、非ステロイド性抗炎生剤に分類される物を服用すると、
新生児の2〜4割が死亡するという報告もあります(-_-;)

胃腸薬
胎児に影響を与えるようなものはありません。

便秘薬
胎児に影響するような成分は含まれていませんが、
大腸を刺激するタイプの物は、大量に使うと子宮収縮を促し、
流産早産の原因となることもあるので注意が必要です。

催眠剤
動物実験での奇形発生の例は報告はされてませんが、
口蓋裂や口唇裂の発生率が高くなると言う例もあるので注意が必要です。


ちなみに男性がを服用する場合ですが、基本的に精子に影響した時点で、
その精子は受精しないか、受精しても卵は育たないので
初期流産に至ったりします。
出産にまで至らないと言う点では、奇形云々に関しては関係ないという
ことになります。
(ただその分妊娠しにくいということになるかもしれませんが。。。)
特殊なを除いては心配要りません。

ですが、少ないですが胎児に影響を及ぼす特殊なもありますので、
詳しくは以下のHPを参照して下さい。

おくすり110番↓
http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_02-06.html