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【妊娠百科事典】妊娠中の飲酒

以前は妊娠初期に気をつければ、中・後期はビールをグラス一杯くらいなら
飲んでも良い、なんて説がありましたが、今は妊娠したら、
一切飲まないよう薦められています。
妊娠中の飲酒は少量でも、生まれてくる子供の10代の発育に影響を及ぼすと
アメリカの大学でも発表されましたし、様々な影響を及ぼすことがだんだん分かってきました。


妊娠中の女性が飲酒すると、胎盤を通じてアルコール胎児の血液に
移行してしまいます。
胎児アルコール代謝能力は未発達なので、母体よりも影響を受けやすく、
妊婦が大量に飲酒すると、胎児性アルコール症候群(FAS)や
脳の大きさが小さくなったりなど、
知的障害や重篤な先天性障害になる場合もあります。

ちなみに胎児性アルコール症候群(FAS)の症状は以下のようになります。

・特徴的な顔付き(小頭症、薄い上唇、短い眼瞼裂など)
・出生前、出生後の発育の遅れ
・中枢神経に問題


アルコールについてはその代謝能力や許容範囲は人によって個人差が大きく、
飲酒量だけでなく、母体の年齢や出産回数、体重、喫煙の有無などによっても
大きく違ってきます。

また、上の子より下の子に障害が重く出るケースがよく見られるそうです。
妊娠中のアルコール許容範囲は個人差が大きく、
はっきりした線引きは出来ません。
なので妊娠中は飲酒しないのが懸命ということです。

できれば妊娠を考えた時から飲酒は避けましょう。
妊娠に気づかずにうっかり飲んでしまうことを避ける為です。
胎児の体の器官が形成される初期は、特に様々な影響を受ける為です。
まあ多少飲んだからと言って、すぐ中絶云々を考えるほどの影響はありませんが。。。
(但し、長期的な多量飲酒はかなりの影響を与えていると予想されます。)

もちろん妊娠初期だけでなく、全期間に渡って発達し続ける脳は、
特に後期に最も発達するので、影響を受けにくい期間など無いにも等しいのです。

妊娠中はとにかく禁酒しましょう。


もちろん授乳中も同じことが言えます。
母乳にもアルコールが移行しますので、赤ちゃんにも飲酒させることになります。

授乳中も飲酒はやめましょう。


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