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2007年06月19日

【妊娠トラブル】流産体験記B流産後の出血

流産掻爬手術後、出血が終わったかな〜?と思ったらまた出る、を繰り返していました。
手術当日は30分おきにナイト用ナプキンを換えなければならないほどの量でしたが、
翌日はびっくりするぐらい出血は少なくなり、ちょびちょび程度。
下腹部痛(恐らく子宮収縮痛)はほんの時々おこるくらいで、
ほぼ家事はいつもどおりにこなせました。

ただ「気持ち」は術後のホルモンの変化の影響か、術後翌日は意外に元気!かと思ったら、
その翌日は異様にナーバスになったりと、上下が激しかったです。

体重は妊娠4ヶ月目で食べづわりだったので、
妊娠前より2〜3キロほど増加していましたが、子宮の大きさはそのままだし、
色々な所に肉がついたままなので、術後もほぼ変わりませんでした(-_-;)

でもぽっこり出ていたお腹も、子宮が収縮するにつれ、術後4日目にはまったいらに。
『ああ、もう本当にいないんだ。。。』
と思うと悲しかったですが。。。


1週間後に術後の検査がありましたが、その頃は出血もほとんどなく、
子宮内も綺麗だと言われ、ほっとしていたのに、
その翌日、お腹が少し痛いなーと思っていたら再び少量の出血し始めました(T_T)

そして術後11日目にまたナプキン一面を染めるくらいのかなりの出血をし、
同時に2pくらいの肉片のようなかけら(恐らく胎盤などの一部)が出てきてびっくり!
出血をしたら病院に来て下さい、と言われていたので診察はしてもらったのですが、
結局子宮の中は綺麗なので問題なしでした。

掻爬手術は子宮内膜を極力傷つけないよう、内部を完全に取りきってしまうわけでは
ないので、次の生理まで多少の出血は仕方ないそうですが、
中には残留物が残ったままで再手術した、
何てことも聞くので、気が気じゃなかったです。
もうあの手術は2度と御免でしたから。。。(>_<)

まあ術後から出血がほとんどなく、結局内部が癒着して出血が外に出てこられなかった
なんてことよりはマシかな?とは思いましたが。。。(-_-;)
(もちろん出血がほとんどなくても、問題ない方もいらっしゃいます。)

その後、完全に出血が止まったのは術後3週間くらいだったと思います。


先生から次の妊娠は、子宮内膜が完全に回復するであろう
3回目の生理を見送ってからと言われました。
これは流産した時期や、完全流産繋留流産手術の有無)といった流産の状況、
先生の見解によって様々だとは思いますが、
私のように10週ほどで繋留流産掻爬手術をした場合は、
やはり3回位が妥当かなと実感しています。

2007年06月14日

【妊娠トラブル】流産体験記A流産の掻爬手術

いつもの朝。
でも今日は流産掻爬手術の日。
少しは眠れたものの、朝からため息が出る。

ぼーっとしながらも、いつものように娘の食事を用意していました。
あまりにぼーっとし過ぎて、全身麻酔手術なので、
当日は絶飲食しなければならなかったのに、
うっかりいつものようにつまみ食いをしてしまいました(-_-;)
イチゴ1個とソーセージ1本。
慌てて病院に確認の電話をしたら、
「もしかしたら手術開始時間を遅らせるかもしれませんが、大丈夫ですよ。」
と言われ、一安心(-_-;)
食べたのも少量だったし、短時間の手術だったからでしょう。
実際は遅れることなく、予定通りの時間で行われました。

手術室で手術着に着替え、手術台に寝ました。
「眠たくなる薬を入れますよー。目をつぶって深呼吸して下さい。」
と言われて何度か深呼吸をしたら、すぐ意識がとびました。


なんだか色々な夢をごちゃごちゃ見たような気がします。
夢の延長のような感覚のまま、周りの景色がぐるぐる回るような感じで目覚めました。
既に手術は終わっており、近くに看護婦さんもいなくて手術台に一人ぼっち。
(多分、出産間近の妊婦さんがいたので、そちらに行ってたんじゃないかと思います。)
時計を見たら1時間が経っていました。
しばらくは意識が朦朧としていて、手足を動かすのもままなりません。

手術後の出血はひどく、タンポンのようにガーゼを詰められていたようなのですが、
持参した普通のナプキンを敷いていたので、
生理用ショーツまで染み出るような量でした。
(病院によってはナプキンを用意してくれるかもしれませんが、自分で用意するなら
 ナイト用の後ろまでカバーしてくれるような大きい物を用意しましょう(-_-;))

私が手術を受けたのはあまり大きくない個人病院だったので、
私が寝ている手術室まで、陣痛で「痛い痛い〜(>_<)」とうめき続ける
妊婦さんの声が聞こえてきました。
こんな時は心中察して、配慮して欲しいものですが、小さい病院なら手術室を別に
構えるわけにもいかないので、ある程度は仕方ないのかもしれません。

お腹の子を失った私と、今新しい命を生み出そうとしている妊婦さん。
普通ならその現実の辛さに涙する人もいるでしょうが、麻酔が覚めやらず、
意識が朦朧とした状態でも、意外に私は冷静でした。
これが初めての妊娠で流産したなら、平静ではいられなかったかもしれませんが。。。
『痛くても我慢しろ〜? 無事生まれたらそんな痛みは吹っ飛ぶぞ〜? 頑張れ〜』
なんて心の中で応援?していました(^_^;)

しかしずっとその妊婦さんの「痛い痛い〜(>_<)」を聞いてるのも何だかむなしく、
手術後、目覚めてから1時間くらいでしょうか、
ふらふらしながらも歩けるようになった頃、看護士さんに支えられながら階下に下り、
旦那に迎えに来てもらって帰りました。

さすがに待合室で待っている間は気分最悪でした(-_-;)
痛みはかなり重い生理痛の痛みと言う感じ。
喉がからからだったので、取り合えず自販機で水を買って飲みました。

自宅に帰って、子宮収縮剤を飲むと痛みが増し、
痛み止めを服用したのですがあまり効かず、術後2時間は痛みとの戦いでした。
(でもお腹は空いていたので、普通に食べれました(^_^;))

手術当日の入浴は出来ず、
1週間後の診察を受けるまではシャワー程度でつかり湯はNGです。
3日間子宮収縮剤と抗生剤?の薬を飲みました。

でも辛かったのも手術当日だけで、出血はだらだら続きましたが、
案外体はすぐ元通りになりました。

まあ一度出産を体験しているので、子宮の戻りなども早いでしょうし、
体の立ち直りも早かったのだと思います。


たった3ヶ月でしたが、天使になったお腹の子はもちろん
私達夫婦の二人目の子供だったし、思い出してはしばらく涙がこぼれ落ちる毎日でしたが、
2歳の娘がいるおかけで、暗くなり過ぎずにすんだと思います。

娘本人は私を慰めるつもりはなくても、娘が健気にお手伝いしてくれたり、
笑わせてくれたりしますし、お世話で気が紛れました。
何より娘の存在自体が、不妊体質の私でも子供を産めたという生き証人なので、
またきっと授かれると希望を持てるからです。


一人目の娘の時は1年間の不妊治療をして、
卵巣の表面に穴を開ける手術までして、
2回目の人工授精でやっと授かったのに、
私にも自然妊娠できるという希望をあなたは与えてくれたね。

あなたがお腹に宿った幸せをとても感謝してるし、とても大切な存在だったよ。

ありがとう。

さよなら。

ずっと忘れないからね。

縁があったらまた生まれておいで。

2007年06月13日

【妊娠トラブル】流産体験記@流産発覚

辛い体験でしたが、私も他の方の体験記で手術などの不安を幾分軽くすることができました。
だから私も少しずつ綴ってみようと思います。

もちろん、誰にも私のような悲しい思いはして欲しくありません。
万が一の時の参考にして下さい。
だから妊婦さんは読まないで下さいね(^_^;)

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その日は12週目の妊婦検診になる筈でした。

いつものように尿検査と血圧、体重を量って、超音波検診へ。
一人目の娘の検診の時もずっとそうしてきましたが、
何か異常はないかと素人ながら私もモニターを凝視していました。

『あれ?』

赤ちゃんは先生が超音波の装置の角度を変える度に、
なぜかくるっと背中を向け続けます。
まるで私に自分の心臓が見えないようにするかのように。。。

『心臓動いてるの見えない。背中向けてるから見えないだけ。。。だよね?』

不安で胸がドキドキしました。

「これが頭からお尻の長さ、……心臓、動いてないですね。」

先生にそう告げられて、私は「あ〜……」としか答えられませんでした。


その後、先生に手術の説明を受けていた私は、意外に冷静に見えたと思います。
母体にも良くないので、出来るだけ早くに掻爬の手術を受けた方が良いこと。
(亡くなった赤ちゃんを体が異物と見なして、排出しようと大出血を起こしたり、
 感染症を引き起こしたりする為)
まだ赤ちゃんが小さい為、手術は日帰りで出来、
朝9時に病院に入って、お昼頃には終わるとのことでした。

わずか頭殿長3p位の赤ちゃん。
大きさから言って10〜11週目には成長が止まっていたようです。
その上心拍も確認できなかった為、流産は確定的でした。
先生が言うには、神経や血管などの形成が途中で止まってしまったのが原因だろう、
とのことでした。

後から思えば、赤ちゃんの成長が止まっただろう10〜11週目はつわりが軽くなっていました。
赤ちゃんが亡くなってからすでに1〜2週間は経っていたことになります。
だから一刻も早く出してあげたかった。
私自身がこの子をお腹に入れたままで、長い間過ごすのは耐えられなかったのもあります。
なので次の日の日曜日に手術することになりました。
(行っていた病院が日曜日にも診察・手術をしており、
当時2歳の娘がいたので旦那も休みで、ちょうど良かったからです。)


病院から自宅に帰りつき、旦那に抱きついて泣きました。
私が無理したわけでもないし、初期の流産は止めようもなく、
どうしようもなかったことも充分分かっています。
これが赤ちゃんの天命だったと分かっていても。。。
ただどうしようもなく悲しかった。。。

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ちなみに手術当日に用意するものは
生理用ショーツとナプキン(ナイト用の大きい方が良いです)5枚くらい。

あとは火葬埋葬依頼書を記入して捺印してくることと、
火葬する分の料金を含めた15000円程度のお金。

手術当日は絶飲食、顔色を見るために化粧はせず、
帰りは運転しないようにとの事でした。

2007年06月11日

【妊娠トラブル】実録★風疹予防接種

私は中学2年生の時に風疹予防接種を受けました。
当時あまりその意義は分かりませんでしたが、
妊娠した時に風疹にかかると赤ちゃんに障害が出るとかで、
それなら受けとかなくちゃなー?みたいな程度でした。

実際には妊娠初期に初めて風疹にかかると胎児に感染し、
白内障や緑内障などの眼症状、先天性心疾患、難聴などを引き起こすことがあります。
こういった症状を先天性風疹症候群と総称しています。
つまり目が見えない、耳が聞こえない、心臓に穴が開いてる子が生まれるリスクが
高くなるのです。

二人目を妊娠した時に血液検査をしたのですが、
私の風疹のHI抗体価は16倍となっていました。
この値が8倍を切ると風疹にかかりやすくなります。

ある産婦人科の先生によると16倍ならほぼ大丈夫とのことですが、
体内の抗体が弱くなっていることは確かで、
3年前に娘を妊娠した時に受けた血液検査でも値は16倍でした。
数年後に8倍を切る恐れもあるそうです。

残念ながらこの時流産してしまい、後日血液検査の結果だけを確認しに行ったら、
また妊娠を望んでいるんだったら、今のうちに風疹予防接種を受けておいた方が
良いとのアドバイスを受けました。
(ちなみに妊娠中は風疹予防接種は受けられません。妊娠中は風疹にかからない
 よう注意し、家族にも予防接種を受けてもらい、感染のリスクを減らすと言った
 ことで対処します。そして出産後に授乳には影響ないので、予防接種を受けると
 良いでしょう。)


ちなみに産婦人科で風疹予防接種をしてくれる所は少なくなっているようです。
家の近所の産婦人科4件ほどに電話をしたのですが、すべて断られました。
(結局、自宅から離れた流産の手術を受けた産婦人科で受けました。)
ワクチンは10本単位?で購入するらしいのですが、使い切らないうちに期限切れで
廃棄するような状況なので、行わなくなったとの事情もあるようです。

先天性風疹症候群は怖いはずなのに、現代は風疹の流行が5〜10年単位くらいに
しか起こらず、しかも局所的なので、風疹の予防はあまり深く考えられていない
というか、あまり周知されてない背景があります。
受けるなら一般内科に問い合わせた方が案外早いかもしれません。

産婦人科の先生にも見解にばらつきがあるようです。
「抗体価が16倍なら問題ない。でも確かに数年後に8倍以下になる恐れもあるけど、
 どうしても予防接種を受けたいというなら〜」
とまあ、今はあまり風疹が流行らないからのん気な回答も出来るのかと思いますが、
2004年に局所的に風疹が流行ったり、2007年にも麻疹が大流行しました。

「ま、大丈夫よね。」
とそのまま鵜呑みにして、いざ妊娠した時に風疹が流行ったりでもしたら、
取り返しがつきません(-_-;)
私は念のために受けることにしました。
予防接種によって95%以上の人が免疫を獲得できるそうですし。


1人目を授かった時に不妊治療をしていた私には、ある意味タイムリミットがあります。
多嚢胞性卵巣症候群PCO)と言う排卵しにくい体質を、
卵巣表面に無数の穴を開ける手術をして、
今の所何とか自然排卵している状態です。
徐々に卵巣表面の穴は塞がり、また排卵しにくくなると言われています。
だから出来るだけ早く妊娠しないと、またあのつらい不妊治療をはじめなくてはなりません。

なので流産後に次の妊娠まで3回生理を見送って、と言われた時には気が遠くなりました。
今回風疹予防接種を受けたことにより、
2ヶ月は避妊しなくてはいけません。
流産直後に予防接種を受けていれば、ちょうど避妊期間が重なり、問題はなかったのですが、
予防接種後、2ヶ月も避妊しなくてはいけないことを偶然知ったのはつい最近で、
結局予防接種を受けたおかげで、予定よりさらに避妊期間を1ヶ月伸ばす派目になりました(T_T)

実際は予防接種後に妊娠が判明したり、避妊に失敗したりしても、
人工妊娠中絶をする必要はないとされています。
全世界的にこれまで風疹予防接種による先天性風疹症候群の報告はないからです。
ただその可能性は否定できない為、接種前に充分な注意が必要ですし、
2ヶ月の避妊はきちんと守りましょう。

ちなみに私が受けた病院では4200円でした。(2007年)