2018年10月アーカイブ
【がん関連本】
【がん関連本】「がんを再発させない生活術」
意外に思うかもしれませんが、手術後、病院から痛みやリハビリと言った
機能的な指導はありますが、がん再発防止のためにどうしたらいいかなどの
細やかな指導はほとんどないと思います。
それぞれ個人で模索していかなければならないわけです。
取りあえず手術が終わり、これからどうしようかと思った時に
読むのにおススメな本がこの「がんを再発させない生活術」です。
特に厳格な食事法とかが書いてあるわけでもなく、
比較的すんなり受け止めやすい内容となっています。
内容は以下の通りです。
・がんの発生原因は生活習慣
・がんの好む体とは低体温、低酸素、高血糖
・体を温める入浴法
・ストレスで呼吸が浅くなる(低酸素)→呼吸トレーニング法
・食事法の注意点
・高血糖にならない食べ方
・人間と同じ哺乳類である牛・豚肉は免疫機構が自分の細胞と見分けるのが難しく疲れるので
がん細胞が見逃されやすい
・免疫機構が見分けやすい、鶏肉、卵、魚介類をとるのがおススメ
・人間の細胞と構造がまったく異なる野菜や果物、きのこ、海藻も
免疫機構が見分けやすい(特にきのこ類は免疫力を上げる)
・野菜だけで、他を全く食べないのはがんと闘う力、アミノ酸が不足するのでNG
・カフェインをとるなら昼まで、がんへの免疫が働く夜に影響させない
・人間は大まかにリス型、ライオン型、シマウマ型の性格の人に分かれ、
リス型タイプの性格はガンになりやすい
・口腔ケア不足、歯周病が免疫力を下げる
・体・骨格のゆがみが血管やリンパ管、神経を圧迫し、循環障害を起こして、
がん細胞が好む低酸素、低体温状態を作る→ゆがみ取り体操
・筋力を鍛えるのも再発予防になる
・持久力を増すウォーキングの仕方
・ストレス管理→死を恐れない、リラックスする呼吸法、プラマイ思考
・日光浴による体内のビタミンDを増やしてがん予防
(夏5分、冬10分)
【がん関連本】
【がん関連本】まとめ
私が乳がんを患ってから、当然ネットで調べたり、
図書館で本を借りまくったりして色々と勉強しました。
術後は主に再発しないための勉強ですが、
その内容はがん予防にも繋がるなあと思いました。
世の中には色々な本があって、中には、
この本を信じて手術等しなかったら手遅れになりかねない...(;゚Д゚)
というような万人向けでない本や
やたらと○○はがんに効く!というキノコだの漢方だのを
推しまくってくる本もあります。
(中には本当に効くのもあるでしょうが(-_-;))
手術前に色々読むと正直迷いが生じる物が多いし、
この本はココは納得できるけど、ココの部分はどうなの?と
思うような物も多いです。
もちろん内容を慎重に吟味する力が必要ですが、
自分の体のことですから、色々と知って、後で後悔しないように、
選択肢を増やしておくのは大切だと思います。
色々と読みましたが、私自身がそこそこ納得できたものを
以下に紹介していきたいと思います。
基本的に乳がんに特化したものでなく、
ガン全般に向けての本がほとんどです。
(がん予防・再発防止関連)
・「がんを再発させない生活術」 鹿島田 忠史 著
・「がんが自然に消えていくセルフケア ―毎日の生活で簡単にできる20の実践法」
野本 篤志 著
(乳がん関連)
・「乳がんと牛乳 ~がん細胞はなぜ消えたのか~」 ジェイン・プラント著