天使の種、み〜つけたっ☆ > 不妊の原因 > 【不妊の原因】多嚢胞性卵巣症候群(PCOSまたはPCO)

【不妊の原因】多嚢胞性卵巣症候群(PCOSまたはPCO)

私の不妊の原因ナンバー1がこれでした(-_-;)

私も実際そうでしたが、いきなり病院でそう診断されて、絶望的になった方も
いらっしゃると思います。
ですが最初に言っておきますが、多嚢胞性卵巣症候群は卵胞がたくさんできるため、
排卵さえすれば妊娠しやすいとも言われています。
ただその治療には色々とリスクが伴うため、細心の注意が必要です。

多嚢胞性卵巣症候群は、卵巣機能不全症の約40%を占めているといわれます。
この体質の人の卵巣の表面は、通常より皮膜が白く厚く硬くなっています。
卵胞が育ちにくく、皮膜が硬くなってるため排卵もしにくくなり、
排卵できなかった卵胞がネックレスのように数珠繋ぎにたまってる場合も見受けられます。
(これをネックレスサインと言います)

黄体化非破裂卵胞 (LUF) の発生率も高くなります。
この卵胞そのものは無害ですが、排卵できないことによって
無月経や稀発月経になりがちです。

程度も様々で、比較的軽度の場合は、月経異常も見られず排卵も正常な場合があります。
でも通常よりも妊娠するまでに時間がかかり、卵胞の質の劣化からか自然流産の危険性も
高くなります。

中等度の場合は、稀発月経や続発性無月経などの生理不順や無排卵月経が見られます。

重度の場合は、肥満、多毛症、無排卵月経もしくは生理がほとんど起こらないということも。

ちなみに私は無排卵月経が多く、年に3回くらいしかまともな生理がありませんでしたから、
重度に当てはまるでしょう(-_-;)


一般的に以下のいずれかの症状がある方は多嚢胞性卵巣症候群の疑いがあります。

・卵巣が腫大している
・未成熟卵胞(通常2〜8 mm)が卵巣内に複数存在する
・生理不順および無排卵月経の症状がある(排卵しない・しにくい)
・多毛症(あごひげなど生えることもあり)およびにきびができやすい
 (男性ホルモン過多による)
・肥満
・糖尿病とも関連あり(境界型糖尿病、血縁者に糖尿病がいる人も含む)
・脂漏症

治療法については、カテゴリの【不妊の治療法】の多嚢胞性卵巣症候群(PCOSまたはPCO)
を参照下さい。
私の白く硬くなってる卵巣の画像も見られますよ(^_^;)

多嚢胞性卵巣症候群の体質は、最初から強めの排卵誘発を行うと、卵巣が過剰刺激されて
卵巣がとんでもなく腫れることがある(これについては別記、カテゴリの【治療の副作用】で
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)を参照して下さい)上、排卵した際に分泌される大量の
ホルモンの影響で生命の危機を伴う場合もあります。
そういった点から、この体質の方はちゃんとした不妊治療の知識のある婦人科に
かからなければ重篤な事態になりかねないことを知っておいて下さい。

また、卵胞がたくさんできる体質の人もいるので、多胎妊娠の可能性も高まります。


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投稿者 aoiki : 2006年06月28日 23:50

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