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【妊娠百科事典】インフルエンザと予防接種

妊娠中はインフルエンザ予防接種を受けられるか否かですが、
インフルエンザワクチンは病原性をなくした不活化ワクチンなので、
胎児に影響を与えるとは考えられていませんが、
国内ではその影響についての調査数が少なくはっきりした結論が出ていないため、
現段階では状況により予防接種を受けた方が良いとされる場合に、
医師と相談して接種することも可能という感じなので、
基本的には接種は避ける方向にあるようです。

アメリカでは妊婦がインフルエンザにかかると重症化しやすいので、
接種するなら妊娠初期13週前後までを除いた時期に行うのが
望ましいとされています。

妊娠に気づかずに接種をしてしまった場合でも、人工妊娠中絶をする必要はないと
考えられていますが、医師と相談することが必要です。
今のところ妊婦に接種した場合に生ずる、特別な副反応の報告はないそうです。


妊娠初期3ヶ月までの間に母親がインフルエンザにかかると、
胎児が統合失調症になるリスクが7倍に高まるという研究結果があるそうです。
妊娠中期以降にかかった場合は、このリスクが高くなることはないようです。
ですが、服用する薬には胎児に影響を与えるものもありますので
注意が必要です。


また授乳中に予防接種を受けても、母乳から子供に影響することはありません。
なのでお母さんが予防接種を受けたからといって、
母乳を介して子供には予防接種の効果は移行しませんので、
子供にも直接予防接種を打つことが必要です。

もし授乳中にインフルエンザに感染した場合も、
ウイルスは主に喉などで増殖するので、
血液中にウイルスが存在することは極めて稀だそうで、
存在しても非常に微量であると言われています。
よって母乳を介して子供に感染することはほとんど無いようですが、
実際授乳するとなるとどうしても子供との距離が近くなるので、
子供への感染を予防するのは難しいかと思います。
(その前に高熱などで授乳する体力があるかが問題ですが(-_-;))

また服用する薬は母乳を介して子供に移行して影響を与えるものもありますので、
医師との相談が必要です。


インフルエンザを予防するには、流行時期に外出を控え、
人込みに行かないとか、外出から帰ったら着替えて手洗い、うがいをし、
脱いだ服は8時間くらいは触らない(ウイルスは8時間前後生きているそうです!)と
いった方法があります。
ちなみに普通のマスクは、残念ながらウイルスを簡単に通します(-_-;)


インフルエンザにかかってしまった場合ですが、
市販のかぜ薬は熱、咳、鼻水などの症状を抑える薬なので、
こういった症状を弱冠緩和することはできるかもしれませんが、
インフルエンザには直接効きません。
インフルエンザかなと思ったら、自己判断で薬などを飲ませたりせず、
なるべく早く医療機関を受診しましょう。


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