【出産トラブル】いきみ逃し
私が出産の時に一番辛かったのが、「いきみ逃し(陣痛逃がし)」です。
一般的に陣痛が2、3分おきに来る頃、子宮口が5cmくらいに開き、
いきんでしまいたい感じになるらしいのですが、
私の場合、短時間で一気に子宮口が10cmになってしまったので、
いきんでしまいたいと言うより、いきなり「もういきませて!(>_<)」って感じでした。
ちなみに子宮口がまだ開いてない時に無理にいきむと、頚管が切れて大出血し、
赤ちゃんの体力を消耗させてしまうことも。
また会陰がひどく裂けることもあるとか(-_-;)
なのでお医者さんや助産師さんの指示があるまで、いきみ逃しをしなければ
ならないと言う訳です。
私の場合、赤ちゃんが回旋異常でなかなか降りてこず、良い位置に降りて
くるまで、ひたすらいきみ逃しでした。
私がいきんだら頑張って降りてきてる赤ちゃんも苦しいだろうから、
とひたすら我慢(T_T)
例えるならひどい下痢を出さないように耐える、といった表現が
近いでしょうか?(汚い表現ですみません(-_-;))
その苦しみが1分おきに延々2時間続くのです(T_T)
いきみ逃しの呼吸法と、助産師さんに肛門のあたりを強く押してもらうことで
何とか耐えると言った感じ。
私の出産時は出産ラッシュで人手が少なく、時々助産師さんが外で待ってる
旦那に説明に行ったりして一人きりになった時は、自分で肛門を押さえて(^_^;)、
耐えてました。
(ってゆーか、「う、生まれる〜 でも生んじゃ駄目!一人にしないで〜(T_T)」
とちょっとパニックでしたけど(>_<))
あまりの辛さと疲労で何度も意識が遠のいたほどです(-_-;)
結局赤ちゃんは最初から最後まで、心音が落ちることなく元気でいてくれましたが、
その時はこんなに長引いて赤ちゃんに苦しい思いをさせ、危機にさらすなら、
早く腹切って出してくれ〜!(>_<)と、先生にどれほど訴えたかったことか。。。(-_-;)
ですが、出せるのはうなり声だけで、声すら出せない状況でした。
助産師さんから「さあ、頑張りましょうか」といきんでいいと言われた時は、
ほんと嬉しかったですね〜(^_^;)
いきむこともこめかみの血管切れそうになるくらい、体力を使うことでしたが、
「耐える」より「全力を出す」方がはるかに私には楽でした。
結局いきんでもいきんでもなかなか出てこず、もう体力も尽き果てるかと
思う頃、少し吸引されて娘は生まれました。
難産と吸引のせいなのか、その後筋性斜頚という首にしこり(血腫)ができる
病気になりましたが、やはり先生が最後まで様子を見て、
自然分娩にしてくれたのには感謝しています。
産後、緊急帝王切開になった妊婦さんと話す機会があったのですが、
もちろん自然分娩とは違って、動き回ることも、
産後すぐに子供のお世話をしてあげることもできません。
何より、体が辛いでしょう。
その上、子供の世話が始まるともっと大変だと思います。
その方は2番目のお子さん出産の時にそうなったんですが、帝王切開すると
2番目、3番目の妊娠には子宮破裂などのリスクがついて来ます。
もちろん子供の命が一番ですから、次がもし帝王切開になったとしても
私は構いませんが、自然分娩で済むならそれに越したことはありませんよね(^_^;)
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