【育児百科事典】乳児脂漏性湿疹
乳児脂漏性湿疹は母親のお腹の中にいた時の女性ホルモンの影響を受けてできるもので、
生後まもなく〜半年ぐらいに、主に頭、ほほ、おでこ、まゆ毛、小鼻、あごなどに
できます。
頭(髪の毛の中)に丸いうろこのようなかさぶた状態のものができる赤ちゃんもいますし、
頭やおでこ、まゆ毛の生え際にフケのようなカサカサしたものができる赤ちゃんもいます。
また、ほほが赤くなるなどの症状も。
かゆみはありません。
大人のニキビと同様で、症状がひどく出る子とそうでない子がいます。
入浴などで清潔を保ち、乾燥させるのが良いので、
夏などはあまり汗をかき過ぎないようにし、汗をかいたらお風呂で洗い流す、
などの対応をした方が良いいかもしれません。
頭のかさぶた状のものはほっておいても自然に取れるそうですが、
取ってあげれば早く治るものでもありません。
無理に取ろうとして皮膚を傷つけて悪化させるよりは、
清潔を保ってほっておいた方が良いかも。
どうしても取りたい場合はオイルをつけてふやかした後、
頭皮を傷つけないようそっとはがします。
(ちなみにうちは生後半年までほっておきましたが、自然に取れそうになかっので、
DHCのベビーオイルを馴染ませて柔らかくしてから、全部はがしたら、
以降は綺麗なままでした☆ 頭の半分くらいの広範囲にできていたので
はがすのも3日がかりでした(-_-;))
カサカサ状態なら石鹸で軽く洗ってあげるだけでよくなってしまう場合も。
ほほが赤く乾燥してひび割れるようでしたら、市販の保湿剤を試してみてもいいかもしれません。
(うちはDHCのベビーセラミドで治りました)
悪化してジュクジュク膿んでくると、二次感染で他にうつることもあるので、
その時は受診しましょう。
抗生物質入りの軟膏や、ひどければ抗生物質などの飲み薬を処方されます。
ひどくなると見た目アトピーと区別がしにくい場合もあり、万が一を考えて
食事制限やアトピーの処方をされる場合もあります。
乳児脂漏性湿疹について正確な判断をしてくれる小児科or皮膚科or
アレルギー科を受診しましょう。
乳児脂漏性湿疹は、どんなに長くても1年くらいで治るそうです。
皮膚の抵抗力がしっかりしてくるためです。
なので悪化しなければそう心配しなくても大丈夫ですよ☆
後日談※
オイルでふやかしてとりさったかさぶた状のものですが、
しばらくはできなかったのですが、
数カ月後に見てみたらまた少しできていました(-_-;)
定期的にチェックした方が良いみたいですね(^_^;)
ランキングに参加してます☆
投稿者 aoiki : 2007年09月12日 09:00
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