【育児百科事典】突発性発疹
突発性発疹は感染してから１〜２週間ほどの潜伏期間の後、
38〜40度の高熱（稀に微熱のことも）が３〜４日続き、
熱が下がると共に全身に赤い発疹が出ます。
（ウチの娘の場合、発疹が出たのは顔と首だけで、体には数個しか出ませんでした。
逆に腕だけ、足だけと言う場合や、発疹が少なくて気づかない場合もあるとか。）
発疹はほとんどかゆみはないと言われています。
（でも娘が発症した時は梅雨時で蒸し暑かったせいか、入浴後、寝入りばななどの体温が
高めになる時は少し痒そうでした。あせもが同時発症していた可能性も否めませんが(-_-;)）
その発疹も３〜４日で消え、跡は残りません。
高熱が出る割には元気なのが特徴で、食欲の減退もみられない場合もあります。
（娘も最初は元気でしたが、さすがに高熱が続くと元気が無くなり、
のどが腫れていたので食欲も落ちました）
発疹が出るまで、突発性発疹かどうか病院の先生でもはっきり診断が出せない場合が
多く、娘の場合もはっきりしたのは発熱してから５日後のことでした。
突発性発疹はヒトヘルペスウイルス６型、７型というウイルスに感染しておこります。
最近第３番目の新型ウイルスが発見されたとか？で、運が悪いと３回突発性発疹に
かかることになります(-_-;)
突発性発疹のウイルスは病気が完治しても体内にひそんで生き続け、
そのウイルスを持っている家族や身近な大人の唾液などから赤ちゃんにうつると言われています。
（娘が小さい頃から虫歯菌を感染させないよう気をつけていたので、最近油断しがちの
今頃になってうつったのかも？）
発熱中は人に感染させやすいそうですが、熱が下がって発疹が出始めたら
感染しにくくなると病院の先生も言っていました。
でも発疹が出る頃は体に違和感を感じるようで非常に機嫌が悪く、
また病み上がりなので他の病気をもらう可能性もあるため、
外出は発疹が消える頃、体力が回復するまでは控えた方が良いと思います。
まあ見た目発疹がすごいので、「あんな病気の子を連れ出して。。。」と思われかね
ませんしね(^_^;)
２歳までに90％の子どもがかかると言われており、特に母体からもらった免疫が
切れる生後６ヶ月から１歳くらいの時に一番かかりやすいそうです。
（ウチの娘は３歳になる直前でしたが(-_-;)）
生まれて初めての高熱がこの病気と言うことが良くあり、
赤ちゃんの半数が最初にかかる病気とも言われています。
１年を通じて見られる病気ですが、季節の変わり目に多く見られる病気でもあります。
発熱時にのどが腫れたり鼻水が出たりなどの粘膜の炎症がみられることがありますが、
風邪のような咳やくしゃみはありません。
下痢を伴うこともあります。
高熱の為に中枢神経に感染しやすく、月齢が低いと日本人ではその10%ほどが熱性痙攣を
起こし、極稀に脳炎を発症する場合もあります。
ですが一般的に治療としては家庭で安静にして、脱水に気をつけて水分を十分に補給して
いれば特に危険性のない病気です。
（38.5度以上の高熱が続いたり、熱性痙攣を起こした場合は受診しましょう。）
特効薬はなく、対症療法となります。
のどが痛いならのどの痛みを抑える薬や、高熱が続いて辛そうなら一時的に熱を下げて
あげるための解熱剤、といった具合です。
熱や発疹がある時は入浴は避けますが、発熱から発疹が消えるまで１週間ほどかかるので、
熱が下がったらシャワー程度の軽い入浴をしてあげるといいかもしれません。
ウチは娘が発症したのが暑い時期で頭に汗をいっぱいかいていたので、発疹がまだ
消えていない内から軽い入浴をさせていましたが、風呂上りは少し痒そうでした。
詳しくは「実録★突発性発疹」の方を御覧下さい☆
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投稿者 aoiki : 2007年06月27日 17:46
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