【育児百科事典】実録★包丁による指の切り傷
本当に良く考えれば良かったと今さらながら後悔してるのですが、
２歳10ヶ月の娘に包丁で物を切らせようとして、指に大怪我をさせてしまいました(T_T)
ちょうどものすごく「お手伝い」をしたがる時期で、
食事を運んだり、後片付けを手伝ったりするのが大好き！だった娘。
料理も手伝いたがるので、カレーなどを作った時にはルーを混ぜさせたりしていました。
（もちろん火傷しないように気をつけてしていましたが。。。よく考えると
これも怖いです(T_T)）
以前から包丁を使いたがっていたので、何度も危険なものだからと教えつつ、
様子を見て教えようと思っていました。
３歳くらいになると、包丁が危険な物だと認識でき、扱いも慎重になると聞いていたし、
何より本人のヤル気を尊重したかったのです。
なので、刃先と刃元１cmだけ刃のない幼児用子供包丁を購入しました。
（でもまだ娘はこの時は２歳(-_-;) この頃の数ヶ月の差は大きく、個人差もあり、
やはり早まったと後で思いました(T_T)）
さて、いよいよ事件当日。
「包丁は危ないから、ここは触っちゃダメよ。」
と言ったそばから、本人は憧れの包丁を目の前に早く使ってみたい！と思ったのでしょう。
包丁、早く頂戴！とばかりに、あっ！と思った瞬間に刃をにぎりました（ひぃ〜(T_T)）
下ろしたての包丁は思った以上に切れ味が良く、結局右手人差し指、中指を
かなり深く、病院で縫合する（そうしなければ出血が止まらない(>_<)）ほどの
怪我をさせてしまいました(T_T)
何分本人がまだ幼いため確認が出来なかったのですが、腱は無事だった物の、
神経まで切断されているか分からないほど深いものです。
事件当日、「グーできる？(>_<)」と聞いた時には、泣きながら出血する指で
グーと握りこぶしが出来たので、腱までは切れていないという先生の判断
だったのですが、１週間以上経っても、痛いのか曲げるのが怖いのか、
一番ひどい人差し指を伸ばしたまま曲げる気配がないので、心配しました(T_T)
10日目で抜糸できた頃、ようやくほんの少し曲げるようになりましたが。。。
ちなみに事件当日は痛いんでしょう、ぐずっていたので、
処方された痛み止めの座薬を使用したおかげで、
夜も一度も起きることなく寝てくれました。
翌日は痛みを感じているのかいないのか、けろっとしていて、怪我した右手は使わないものの、
左手を器用に使って、パズルなど普通に遊んでいました。
ただ精神的なショックは当然残っていて、時々思い出しては「痛かった。包丁怖かった(T_T)」
と言っていました。
静脈を切っている可能性が高く、指が一時的に多少変色するかも、とも言われてましたが、
次の日病院で包帯を外した時も変色等はなかったです。
ただ指が固定されていて、寝るための指しゃぶりが出来ず、なかなか寝付けず可哀相でした。
幸い氷や温かい物を指先につけてみたら、「冷たい」「熱い」と言うので、
指先の温感は大丈夫のようで、温感が残っているなら触感も弱冠は残っているだろうとのことです。
どのみち他の指に比べて感覚が鈍くなっても、それが当たり前に育つので、
生活に支障が出るような障害は残らないでしょうとのお医者さんの見解ですが。。。
傷は縫合した後４日目くらいから、湿潤療法に。
（詳しくは【育児百科事典】「傷を早く綺麗に治す方法？」へ）
ゲル状シートで密閉することによって、傷口の痛みを軽減し、再生を早めてくれます。
ただ小さい子供は新陳代謝が活発なので、汗をかくのか２日くらいでシートが
溶けて来るので、貼りっ放しにはできませんが。。。
（自宅で私が水で濡らしたティッシュで傷口を拭いて、シートを交換していました）
そのおかげか、傷跡は残るでしょうが、思ったよりは綺麗になりそうです。
毎日右手にビニール袋を二重にかぶせての入浴です。
（当然とても嫌がります(T_T)）
考えてみればまだ２歳。
なぜ刃がない食事用のナイフなどにしなかったのか、今更ながらに悔やまれます(T_T)
娘ならできる！と思い込み、どこか過信していました。
まったく馬鹿な親で、「想像力」が欠けていたのです。
常に万が一の危険を考えなくてはいけなかったのに。。。
娘に何らかの障害が残り、そのために色々な可能性の芽をつんでしまったら、
と思うと、自分の浅はかさが憎くてたまりません(T_T)
人生において、誰しも「あの時、ああして置けば良かった」と思うことはたくさんあると思います。
自分で自分にやらかすならまだしも、子供に対しては悔やんでも悔やみきれません(T_T)
最近、蒟蒻ゼリーを喉に詰まらせて亡くなった７歳の子達のニュースがありましたが、
親御さんもまさか７歳の子が。。。と思ったことでしょう。
でもよくよく考えたら、まだ噛む力も幼く、喉も小さい子供ならありえることで、
２〜３等分に切ってあげていたら。。。とどんなにか悔やまれたことでしょう。
うちの娘も普通のゼリーよりこの蒟蒻ゼリーが大好きで、いつも３等分に切って
あげていましたが、この報道を見てから怖くなり、あげるならもっと細かくして、
何かの拍子に丸呑みしても確実に大丈夫な大きさじゃないと危険だなと思いました(-_-;)
踏み切りに子供が１人で歩いて行って、電車にはねられたり、奇跡的に助かったり、
ベビーカーが電車のドアに挟まれ、あわや大惨事になりかけたり。。。
線路の側に住んでいるのだったら、子供から目を離さない、庭から外へ出られない
ように柵をする方法もあるでしょうし、
例え急いでいても、ベビーカーで駆け込み乗車なんてしたら危ない！と
冷静に考えると分かることです。
その時のちょっとの油断が事故に繋がります。
皆さんも私のように後悔しないように、常に「万が一」を想像することを
忘れないようにしましょう(>_<)
ニュースで起こっていることは、明日は我が身なのかもしれません(T_T)
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投稿者 aoiki : 2007年05月28日 23:31
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コメント一覧☆
はじめまして。
うちも、子供包丁を探していたのですが、参考にさせていただきました。うちは結局、丸刃を買うことにしました。
ブログに引用させていただいたんですが、良いですか？
すみません。事後承諾で。
■投稿者 ビスコJP : 2007年08月06日 09:14
