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【妊娠するために】死後生殖

ちょっと不妊治療からは話がずれるかもしれませんが、
先日、「死後生殖」に関するニュースが新聞やテレビで報道されていました。

今の時代、夫が事故や病気になって死亡した後に、
夫の冷凍保存していた精子を利用して人工授精体外受精を行い、
子供をもうけることは技術的に出来るわけです。
その子供を夫の子として法律上認知できるか否かを争っていた裁判の判決が
出たと言うニュースでした。

結果的に「認知は出来ない」と言う判決が下ったわけですが、
実は過去には亡き夫の子だと認知されたケースもあります。

この報道がされる少し前に個人的に、「あ、こういうことできるじゃん!」と
思って興味本位にネットで調べたことがありました。

私が思いつく位ですから、実際出産したケースが意外にあるんですよね。
夫の死後、病院側もいちいち夫が健在か否かなんてチェックしない所も
多いでしょうし、特に死後直後なら可能だと思います。
このニュースが報道された今はチェック体制が強化されるかもしれませんが。


日本生殖医学会の中でも意見は分かれているようです。
実際2004年に厚労省でもその法案を提出しようと言う動きはあったようですが、
議論がまとまらずに見送られたそうです。
今回の裁判の判決でも、今後、法整備の必要性に触れています。

今回は認知されませんでしたが、冷凍精子を保存していたということは、
不妊治療に取り組んでいて、子供を切望していたと言う一種の証のようなもの。
夫婦は子供を望んでいたのに、不慮の事故で夫を失って、せめて最愛の夫の忘れ形見が
欲しいと思ってもおかしくありません。

確かに色々と問題はありますが、そんな想いを「法律」と言う壁で
親子だと認めないのは何だかちょっとつれないような気もします。

まあ何にせよ、今後こういった例は繰り返されるでしょうし、
法整備は必要かもしれません。
ただ、心情的に死後生殖は条件付で可能にして欲しいと言うか、
全面禁止なんてことにはなって欲しくないなーと、個人的には思います。

まあ中には私のような考えは、神の領域を侵してる!と思う方もいらっしゃるとは
思いますが。。。(-_-;)


もし死後生殖を条件付で認める、となった場合、
亡き夫の意志というのが1つのポイントになるかもしれません。

しかし生前は不妊治療に協力していたけど、自分の死後、妻をシングルマザーにして
大変な思いをさせるなら生ませたくないと思う人もいるでしょうし、
せめて自分の血を分けた子を遺したいと思う人もいるでしょう。
また亡き夫が資産家なら、資産相続が目当ての出産ということも有り得なくはないし、
色々と問題が増えてしまいそうです。

人1人の命を誕生させる死後生殖を安易に認められない複雑さがここにあるのです。


ちなみに諸外国では、死後生殖で生まれた子を亡き夫の子として認めている
国も一部あったり、認めはするが相続権や福祉関係は適応されない国もあったりで、
その対応は様々なようです。

実際フランスでは冷凍精子ではなく、裁判所の許可を得て夫の死後直後、
直接体から精子を採取して子を授かったというケースもあるようですが。


二人の子を授かりたいと辛い不妊治療を頑張ってきた最中に、
最愛の夫を亡くした場合、せめて亡き夫の子供だけでもという気持ちはものすごくよく分かります。
実にシンプルな願望ですよね。

私も冷凍精子が遺されていたら考えてしまうかもしれません(-_-;)
まあ昔の私なら、元々あまり生に対する願望が強くなかったので、
色々考えるのがめんどくさくなって、夫の後を追ってしまったかもしれませんが、
今は子供がいるので、この子を育てる責任を自ら放棄できません。

と言うか、子供ができてから自分が如何に親に大切に育てられたかを思い知ったので、
自分の親の気持ちを考えると、自殺なんて考えられなくなりました(^_^;)

どういう形にせよ、例えそれが実の母親でなくても、愛情の度合いは人それぞれでも、
人1人が生きていくのに誰かの愛情なしに赤ん坊って育ちません。
誰かが眠い目をこすりながら昼夜問わずミルクを与え、世話をして、あらゆる
事故から見守ってきたからこそ、今の自分が在るわけです。

そんな大切なことを、我が娘から私は教えてもらいました。
出産&子を育てることは大変意義のあることで、決して生命の誕生を安易に
軽く考えてはいけないものですが、死後生殖で授かった命でもその意義は
変わらないと思います。

遺された妻に、1人で育てていく覚悟があり、それが生きる支えとなるなら
死後生殖」も認められてもいいのでは?と個人的に思う次第です。


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投稿者 aoiki : 2006年09月17日 23:26

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