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【私の治療体験記】2003.09.20 振り返って

生理開始37日目/高温期1日目/基礎体温36.88度

昨日の昼以降、熱っぽい状態を感じてはいたが、案の定体温が高温期に突入した。
どうやら排卵は無事に起こった様である。

旦那も気になっているのか、昨日と同様、朝起きると一番に寝ぼけながら
「体温は?」と聞いてくるから、「上がったよ」と報告すると、
そのまま抱きしめてちゅーしてくれた(^ー^* )♪
いつも思うが旦那のこういう所が愛しい♪
ああ、ほんとにこれがうまく妊娠するといいんだけど。。。

こうして振り返るとあれだけ感じていた「人工授精」と言う言葉の
違和感がなくなっていることに気づく。
やはり神の領域に人の手を入れるような、神聖さを汚すようなイメージを
持っていたのだと思う。

本来、夫婦二人で為すことに人の手を入れるということが嫌だったのかとも。
でも考えてみれば、薬を使用したり、先生に診察してもらったり、
とっくに人の手は借りてるのだ(-_-;)
とっくの昔から多くの人の手に支えられてるのだ。

私は今更ながらに自分が形ばかりにこだわってきたことに気づかされる。
何より旦那が私のことを大切に思ってくれてることを再認識した。


実はおとといの受診日の時、待合室で待ってると、とある夫婦と看護婦さんの話を
聞くとはなしに聞いてしまった。

その奥さんは私と同じで近々腹腔鏡手術(ラパロ)の手術を受けるらしい。
ただ、私と違って、その手術を受けないとその他の治療は意味がないというくらいの
症状を抱えてるようだった。

奥さんはもちろん手術を受けたがってる。
でもその旦那さんがどうもごねてる様なのだ。
この病院の方針で手術の立会いは夫しか許されず、またその立会いがなければ
手術は行われない。

ごねてる理由は「仕事」――。忙しいから休みが取れないと言うのだ。
手術自体は1、2時間なので仕事で忙しくて休めないならその時間だけ少し抜けると
いうことでもいいのよ、との看護婦さんの説得にも、ただただ「仕事が忙しい」の一点張り。

手術を受けるのは奥さんで大変なのも奥さんなのよ」と看護婦さんも半ば苛立ちながら
延々30分くらい同じやり取りを繰り返していた。

途中で診察に呼ばれたのでこの旦那さんがどういう結論を出したかは知らないが。
過酷な業界で働いていた私だから、仕事の調整が難しいのは理解できないこともないが、
何より大切な人の為なら、自分が立ち回って各方面の同僚や上司に頼み込んで
どうにかできないことはないと思う。
この旦那さんはそういう手間を惜しんでるとしか思えなかった。

うちの旦那も忙しい人なので、再々念を押されて手術の日は休みにしてくれと言われていた。
が、旦那の定休である水曜日は開腹手術しかしないので、
月曜日か金・土曜日しか腹腔鏡手術(ラパロ)はしていないと言われた。

旦那に渋られるかも…と思っていたが、「それだったら仕方ない」と別に苛立つでもなく
有給を取ってくれた。
旦那はちゃんと上司に私が不妊治療に通ってること、手術を受けなくてはならない
ことを説明して仕事も調整してくれたのである。


奥さんには非常に申し訳ないが、この旦那さんに比べたら私は随分幸せ者だ。
確かに病気の手術ではないから、命に関わる云々の一大事ではない。
だけど、こういう時に何をおいても側にいて欲しいものなのに、
それを仕事があるからと言う旦那の気が知れない。
ましてや、二人の子供の為に奥さんは頑張ってると言うのに!


うちの旦那は不妊治療にかなり協力的、というわけでもない。
タバコもやめないし、そりゃ忙しくて疲れてる時は夫婦生活をごねることもある。
でもその端々に私を労わる行動が如実に現れるのだ。(今朝のハグしてちゅー然り(笑))

そんな旦那を見てたら人工授精と言う言葉に振り回されていた自分が
ちょっと馬鹿らしく思えた。
別に人の手を借りたからって、こんな旦那の愛情が変るとも思わないもんね(^-^)


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投稿者 aoiki : 2006年05月09日 17:19

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