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【私の治療体験記】2003.05.30 弟夫婦御懐妊☆

昨日、父の日は何にしようか母に相談するために電話したら、
弟夫婦御懐妊だとのこと。

身内や知り合いの妊娠を知ったら、正直今の自分はどう思うのだろうと
常日頃思っていた。

よくネットのカキコミで見られるように、「素直に喜べなかった」とか「羨ましくて泣いた」とか
そういう嫉み妬みが自分の中に生まれたりしたら滅茶苦茶嫌だなー(-_-;)と思っていた。

実際、注射に通っている一般産婦人科で、赤ちゃん達を見た時に
自分が思った以上に切ない気持ちになって驚いただけに、
自分の咄嗟に出る感情は予測がつかない。


では実際どんな気持ちになったのか?

……正直、一番最初に脳裏に浮かんだのは、「生活できるのか!?弟!?」だった。
マジで。←余計なお世話(^_^;)

弟が結婚したのは半年前。
貯金もないと聞いていたので、単にそんなに早く子供作って大丈夫か???と
思った次第である(-_-;)

確かに不妊とは無縁で、すぐ子供が出来たことに羨ましい気持ちはあった。
「先越されちゃったー」とも思った。
が、これで取り敢えず私の両親は孫が抱けるんだと思うと、
少し肩の荷が降りた感じの方が大きかった。

後は旦那の弟夫婦にも子供ができてくれれば、旦那のお父さんも喜び、
もっと肩の荷が降りるだろうと思う。


私は両家両親に不妊のことをカミングアウトしてるので、
気長に出来ればいいよーという気持ちに包まれて煽られないせいか、
やっぱりかなり気が楽なのかも。。。双方の親達に感謝したいと思う(>_<)


まあ、実際これが弟・義弟夫婦たちに二人も三人もできて、
私には一人もできなかったりするとまた心境も変わってくるのだろうとは思う(-_-;)が、
取り敢えず今の私の心には「自分が嫌だと思う自分」はまだいないことに安心した。


不妊治療はどれだけ頑張ったから為せるというわけではない非情な世界だ。
だからこそ同じように不妊治療に四苦八苦してる私は、
例え追い越されたとしても、そこに「羨ましい」気持ちは芽生えたとしても(^_^;)、
妊娠を望んでる人たちの妊娠はやはり喜ばしいことなのだ☆
いつまでもこの気持ちは忘れたくないものである。


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投稿者 aoiki : 2006年05月02日 12:11

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