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【私の治療体験記】2003.02.12 義父へのカミングアウト

生理開始日から8日目/基礎体温36.41度

生理は終了したので病院に行かなければならないのだが、今日は旦那が休み。
加えてバレンタインも近いので、車で1時間の所にある旦那の実家へ
チョコレート&夕食の支度をして夕方帰った。

旦那のお母さんは既に亡くなっているので、実家には旦那のお父さんが一人暮らしをしている。

この間の正月に帰った時に、私が寝た後、旦那と二人で朝までテレビを見ていたら、
結婚して1年、今まで何も言わなかったお父さんが初めて「子供はまだか?」と聞いたらしい。

旦那は私をかばって「仕事が忙しくてすることしてない。」と言ったらしいが、
リスクを伴う治療を始めるので、万が一私に何かあった時に、
お父さんが何も知らないと言うわけにも行かないと思っていた。

本来なら、不妊の懸念があることを結婚前に自分の口から言っておくべきだったのだが、
旦那が言うだろうと思っていたのでそのままになっていた。
余計な心配をかけたくなかったのもある。

というわけで、今日は告白すると決意していた。

 私が不妊体質で自然妊娠はなかなかむずかしいこと。
 その治療を不妊専門の病院でしていること。
 これからの治療に多少なりともリスクがあること。
 その治療でも出来ない場合は人工授精体外受精まで考えてること。
 それでももしかしたら孫は抱かせてあげられないかもしれないということ。

口下手でなかなか要領を得ない説明だったと思うが、
お父さんは私の話を真剣に聞いてくれた。

正直、お父さんたちの年代には、「体外受精」と言う言葉のイメージは
人工的で神の領域を侵す行為のように映るかもしれないから、反対されると思っていた。
だがお父さんは、そう言った手段があるのなら気の済むまで頑張ったらいい、と言ってくれた。

そして旦那も私もそこまで考えていなったのだが、
私がそういう風に体や精神を痛めつけるのなら、
そうなる前に里子を貰うという決断もあるのだから、とまで言ってくれたのだ。

お母さんを失ったお父さんは、何より私の体を心配してくれたのである。
子供が出来ないからと言って卑屈にならなくていいと言ってくれた。


私はつくづくここの家に嫁に来て良かったと感じた(T-T)
旦那は少しずつだが私の治療の大変さを理解し、協力的だし。
今回思っても見なかった深いお父さんの思いやりを感じて、
二人の絆がよりいっそう深まった気がする。
なんだか、この先の見えない不妊治療にも前向きに頑張る勇気が沸いてきた!(>_<)

……でも、お父さんにお母さんの亡くなった時のことを思い出させてしまったので、
ちょっと後悔だったな…(T-T)


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投稿者 aoiki : 2006年04月24日 12:44

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