【産後トラブル】抜け毛と白髪
妊娠中は女性ホルモンが多く分泌されるので、通常より髪の寿命が延びたり、
一時的に量も増えたり（全体的に毛深くなったり）するのですが、
産後はホルモン分泌も元に戻るので、髪の寿命も元に戻り、
大量に抜け毛が増える人が多いようです。
ホルモンの影響だけでなく、育児ストレスや睡眠不足なども抜け毛の原因の一つです。
また出産時のエネルギーがそれだけ多く費やされるのだということの
現れだとも言われています。
私も例に漏れず、産後２週間くらいから徐々に抜け毛が増えていきました。
大体産後６ヶ月位まで続いたかと思います。
本当にハゲるんじゃないかと思うくらいたくさん抜けました(-_-;)
だいたい一般的に産後３〜６ヶ月の間に起こるようですが、
時間が経てば自然におさまっていきます。
産後２年経った今の髪の量ですが、出産前とさほど変わらないように感じます。
なので産後の抜け毛はあまり気にしないことです。
気にし過ぎるとそのストレスから抜け毛が増える可能性もありますし。。。
元々毛髪は生えたらずっと伸び続けるものではなく、ちゃんと寿命があり、
男性で３〜５年、女性の場合は４〜６年くらいだそうです。
なので通常時も髪の寿命によって自然に抜ける髪は一日に50〜100本程度あります。
気になるようなら髪を短くカットするのも気分転換になるかもしれません。
ショートの方が抜けても、長い髪の毛より目立ちにくいので(^_^;)
というわけで産後抜け毛はやがておさまるのですが、最近私が気になるのは「白髪」。
30代半ばに差し掛かると言う年齢の問題もあるでしょうが、産後やたらと白髪が増えました(-_-;)
ちなみに元々毛母細胞が作り出す毛髪は白髪で、それを黒く見せているのは、
メラニン色素のせいです。
白髪ができるのは、メラニン色素を生み出す色素細胞の働きが、何らかの原因で
弱まったり消失したりしてメラニン色素が作られなかったためです。
白髪になる原因はまだ解明されていない部分が多いのですが、次のようなものが挙げられます。
■遺伝
遺伝的要因で元々メラニン色素の出来方が少ない人は、早くから若白髪に
なりやすかったりします。
■加齢
年を取るとメラニン色素を生み出す色素細胞も弱ってきます。
■生活環境
気温や食生活、日常の頭皮ケアも影響します。
■病気
慢性胃腸疾患やマラリア、貧血症、甲状腺疾患などの病気があると、
急に白髪が増えることがあるので注意が必要です。
尋常性白斑ができるとその部分が白髪になったり、
円形脱毛症が治る時に白髪になるケースも。
■ストレス
「苦労すると白髪が増える」といわれるのも、あながちウソではありません。
ストレスや過激なダイエットをしたりすると、メラノサイト（色素細胞）が変調をきたします。
白髪が増えても年だから仕方ないと諦めずに、適切なケアや生活習慣、
食生活によって、ある程度は発生を遅らせたり減らすことはできるようです。
髪を黒くするのに必要な栄養素は、亜鉛・カルシウム・銅などです。
亜鉛…髪の主原料であるアミノ酸の合成に不可欠
（牡蠣、肉類、ゴマ、卵などに含まれる）
カルシウム…メラニン色素を作るメラノサイト（色素細胞）を活性化する
（乳製品、小魚、大豆、海藻などに含まれる）
銅……メラノサイト（色素細胞）に存在して、メラニン色素に変化する
チロシンを黒くする
（アーモンド、牡蠣、納豆、エビなどに含まれる）
基本的に白髪は髪の根元から徐々に変化していくのが普通ですが、
たまに根元は黒→途中から白っぽいと言う髪があることも。
これは白髪から黒髪へ復活した、ということではなく、
完全な白髪になる前ぶれと取った方が良いでしょう。
ちなみに「（若）白髪を抜くと白髪が増える」と言うことを良く聞きますが、
実際、某番組で白髪を抜いたら白髪が増えるとどうなるか実験したらしいですが、
その時は白髪を抜くことでの白髪の増加は認められなかったそうです。
でも場合によっては、抜いた周辺の髪のメラノサイト（色素細胞）を破壊してしまい、
周辺の髪まで白髪が生えるようになることもあるそうです。
また白髪を抜いても結局その毛根から再び、白髪が生えてくるわけですが、
強く抜いたり抜き続けるなどの刺激を与えたりすると、毛根が破壊されて髪が
生えなくなることがあるので注意しましょう。
髪の量が減るのを避けたい方は根元近くでカットすることをオススメします。
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投稿者 aoiki : 2006年11月27日 19:55
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