【育児トラブル解決法】１歳でも車酔いする？
私も夫も、小さい頃はよく車に酔う体質でした(-_-;)
娘はその体質を受け継いでいるのか否か、まだ２歳にもならないうちに、
車で長距離移動中に２度ほど吐いたことがあります(-_-;)
実際、赤ちゃんのうちはあまり車に酔わないようなんですが、
元々小さい子供の体型は吐き戻しやすい構造でもあり、
体調がすぐれなかったり、食後すぐだったり、
チャイルドシートがしっかり固定されていなかったりと様々な理由で、
吐いてしまうことはあるようですね(-_-;)
車の中で寝ていてくれればそんなことはないのですが(^_^;)
ちなみに高齢者や赤ちゃんは乗り物に酔いにくく、女性の方が酔いやすいとか。
乗り物酔いは一般的に、自分の力で自由に動けるようになる３〜４歳ぐらいから現れるようで、
小学校高学年〜中学生頃にピークに達するそうです。
その後はだんだん少なくなり、20歳を過ぎる頃にはあまり酔わなくなります。
では、なぜ乗り物酔いは起こるのでしょう？
乗り物の振動や体の傾きなどは耳の中にある三半規管でとらえられます。
この情報が脳から目に伝わり、目と頭が協調して動くようになっているわけ
ですが、ここで予想外なこと、例えば横を向いたはずなのに上の物が見えるなどと言ったことが
起こると、頭の位置と目から入る情報がズレて混乱が起こります。
このズレによる脳での不快感が乗り物酔いを引き起こすのです。
子供を酔わせないようにするのは難しいですが、できるだけ酔わないようにするには、
どうしたらいいでしょう？
・前日は睡眠をしっかりとらせる
・風邪などの体調不良や体が疲れていると酔いやすいので、体調を万全に
・早めに起きて、頭をすっきりさせておく
・出発前に軽く食事をとる（満腹過ぎても、空腹＝低血糖でも酔いやすいので）
・シートは固い物が良く、深く座らせ背もたれにもたれさせる。
（チャイルドシートをしっかり固定して揺れが少ないようにする）
・車内の温度を低めにし、換気をよくする
・急発進・急ブレーキ・急ハンドルなどは酔いやすいので気をつける
・車中でテレビを見たり、読書は避けさせる
・外の景色を見る時は、遠くを見させるようにする
・ゲームや会話、歌などで気分をそらすようにする
・適度に休憩
・寝かせる
・車内のタバコも控える
・芳香剤やエアコンの匂いなど、気持ち悪さを誘発する物は取り除く
・炭酸飲料を飲ませる
・酢やレモンの入った飲料を飲ませる（アロマテラピー効果）
・ミントや柑橘系のガムを噛ませる
・酔い止めの薬を飲ませる
・フィッシャーマンズバンド（船酔い防止リストバンド）をつける
・せっけんの香りがする洗いたてのオシボリ（アロマテラピー効果？）
・乗り物に乗り慣れさせる
・プラシーボ効果（小さい子に薬は…という場合、「これ飲んだら酔わないよ」
とラムネ菓子などを与えて自己暗示をかけさせるというもの）
・酔い止めのツボ（これについては専門家のサイトなどを参照して下さい）
などです。
子供の乗り物酔いは、大半が「経験不足」によります。
乗り物の振動や加速などに慣れていないので、前述で述べた情報のズレが起こりやすいのです。
大人になっても乗り物酔いをする人も、原因が同じであることも多く、
乗り物酔いをするから、と酔いやすい乗り物を小さい頃から避けてきた
ことに原因があったりもします。
私も夫も結局、何度も何度も吐きましたが、車に乗り慣れることで徐々に克服しました。
私の場合、長距離移動の行く先は大好きなおばあちゃんの家だったので、
酔っても行く！という点が大きかったですね(^_^;)
ではもし酔ってしまったらどうすれば良いか？ということですが、
もちろん、乗り物を降りてしまうのが一番の方法です(^_^;)
少し降りて、新鮮な空気を吸って、休憩するのが良いでしょう。
降りられない場合は頭を動かさないように横に寝かせ、
窓から換気をして、衣類をゆるめ安静にします。
酔い止めの薬があって飲めるようであれば、それを飲んで
眠かせるようにするのも良いでしょう。
生まれつき酔いやすい、酔いにくいといった体質の差もあるようですが、
もし自分の子を乗り物酔いに強くしたいと思うのでしたら、
歩き出して公園などでも遊べるようになった頃から、ブランコやすべり台、シーソー、
回転ツリーなどの遊具で遊ばせて鍛える、というのも一つの方法だと思います。
ランキングに参加してます☆
投稿者 aoiki : 2006年09月25日 14:16
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