【育児百科事典】足の指のほくろ
娘が生まれた時は、体には一つもほくろがありませんでした。
生まれつきほくろを持って生まれる子もいるらしいですが、
赤ちゃんは大抵そうみたいですね。
ですが、生後2ヶ月からほとんど毎日散歩に連れ出ていたせいなのか、
夫がほくろが多いので遺伝したのか、
1歳を待たずにほくろ第1号が顔にできてました。
遅い子は2歳とかそれ以降にできる子もいるそうです。
そしてうちの娘が1歳になる頃には、右の足の親指、しかも爪の生える境目に
1mm程度の小さなほくろができました。
それが2歳前になぜか3o程に拡大しました(-_-;)
成長と共に大きくなった、と思いたかったのですが、
足の裏など刺激を常に受けやすいほくろはがん化しやすいとか、
メラノーマ(ほくろのがん)は進行が早いとか聞いてるので、
さすがに心配になって、総合病院の皮膚科を受診しました。
なぜ総合病院を選んだかと言えば、形成外科と連携しているので、
予防措置としての切除手術の相談などができると思ったからです。
でもさすが総合病院、初診に1時間半も待たされましたけどね(-_-;)
さて診断結果ですが、とりあえず見た所は普通のほくろなので、
がんに変異する恐れはほとんど無いとは思われるが、
全く無いかと言えば無きにしも非ずで、稀にがん化するものもあるので、
以下の症状があれば即受診して下さいとの事でした。
・短期間、1〜2年で倍以上に大きくなった
(但し、体の成長と共に、ほくろも多少は大きくなる可能性もある)
・表面がでこぼこしたり、形がぎざぎざになったり、ぼやけたり、崩れてきた
・赤や黒、茶色や肌色などが混ざった色に変化した
・最初は茶色っぽかったのに、しだいに黒く変色してきた
ちなみに直径6mm以上の、ほくろで、数ヶ月〜1年で急に大きくなった場合は、
メラノーマを疑うそうで、直径7mmを越えるとメラノーマの可能性が高いとか。
娘の場合、指先でしかも爪の境目で、常に刺激される所なので、
心配なら予防措置として切除することも考えた方がいいかもしれないが、
まだ2歳なので局所麻酔では、暴れて手術が難しいので、
もう少し大きくなってから処置した方が良いだろうとのことでした。
局所麻酔で入院することなく手術できるとか。
もちろん経過観察は必要ですが、何事も無くても、
サンダルなどを履いたら目立つ場所なので、見た目からも、娘が大きくなったら
自分でどうしたいか選ばせようかな?と今の所考えています。
後日談※
さて、12歳になった娘の現在のこのほくろはどうなったかというと、
なんか薄く伸びて、色も薄茶色でかすんだようになっています(^_^;)
まあ、悪性の何かにはならなそうな感じではありますが、一応、経過観察中です。
下の息子は実は生まれつき、太ももの目立つところに1pは超える大きいほくろがあります。
と言うか、ほくろではなくあざの類だそうで、「先天性色素性母斑」と言います。
だいたいは良性らしいのですが、この、先天性色素性母斑は、ほくろよりも注意が必要らしく、
特に5pを超えるものは、大人になってメラノーマになる可能性があるそうです。
成長とともに皮膚が伸びるのに合わせて、8歳の現在は1.5pくらいには拡大しています。
やはり赤ちゃんの頃に病院で診てもらったのですが、経過観察が必要とのことです。
それ以前に目立つので、本人が気にするような年頃になれば、
手術で除去するということにもなるかもしれませんけどね(^_^;)
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投稿者 aoiki : 2006年08月17日 00:16
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