【育児百科事典】頭の形とドーナツ枕
うちの子はお腹の中で圧迫されていたのか、はたまた吸引分娩でひっぱられた
せいなのか、筋性斜頚という病気で、首の片側にしこり(血腫)がありました。
血腫があるため、そちら側に首を向けにくいと言う病気です。
まあこの病気自体は軽度なものでしたので、日頃の生活の中の訓練で改善する
ことができ、次第に血腫も吸収されて、病院でも生後3ヶ月で
経過観察も必要なし、とされたのですが。。。
斜頚のせいでしっかり向き癖がついて、頭の形がかなりいびつになって
しまいました(T_T)
上から見ると非対称で、三角形のように片側が絶壁状態。。。(T_T)
その頃の写真がこれです↓
日々の育児や斜頚の訓練に気を取られて気がつかず、
生後3ヶ月に慌ててドーナツ枕を購入し、
1ヶ月ほど試しましたが効果は見られず。。。(-_-;)
それ以降は枕なんて寝相ですぐ外れてしまったので、
結局止めました。
「成長と共に形が良くなるからあまり心配しなくて良い」
という育児書の言葉を信じて。。。
昔は頭の形を綺麗なままに保つために、うつぶせ寝が推奨された時代もありましたが、
これは乳児突然死症候群(SIDS)につながることもあるのでやめましょう。
(詳しくはカテゴリ「育児百科事典」の(病気・怪我)の乳児突然死症候群(SIDS)
を参照して下さい。)
ドーナツ枕は人によっては役に立たないものだと豪語してる人もいます(^_^;)
もちろんドーナツ枕や頭の向きをこまめに変えてあげることで、改善される子もいます。
何もしなくても綺麗な形の頭の子もいれば、何をしたって形がゆがむ子もいるようです。
心配なのは、こういった向き癖などから骨格が曲がり、首が垂直でなかったり、
左右の耳の高さがずれるほど歪んだりして、一生肩こりや腰痛などに悩まされると言った
弊害が出ることです。
で、2歳になった頃のうちの娘ですが、髪の毛がだいぶ伸びて目立たなくなったし、
実際形はだいぶ良くなりましたが。。。やはり少々いびつです(T_T)
人によっては成長過程ですっかり綺麗な形になる人もいるし、
かなりいびつなまま大人になってもさして変わらない人がいるのは事実で、
全部が全部、育児書を鵜呑みにするわけには行かないようです(-_-;)
少々なら綺麗な形に治る可能性は大きいですが、極端にいびつな形にならないよう、
小さい頃からちょっと気をつけてあげて下さいね。
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投稿者 aoiki : 2006年07月20日 17:39
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