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【育児百科事典】紫外線対策は万全?

一昔前の母子健康手帳には、赤ちゃんの健康のために
日光浴の必要性をうたってあったようですが、今は紫外線の問題のほうが深刻であるため、
外気浴のみで十分、と言う風に変更されています。

以前、日光浴が推進されていたのは、骨が丈夫になると考えられてきたからで、
骨を強くするカルシウムの吸収を助けるビタミンDが
日光浴をする(紫外線に当たる)ことで体内で作られるからでした。

幼い頃にカルシウムが十分に吸収されないと、手足や背骨の発育が不十分になって、
曲がってしまう病気もあるからというわけです。


確かに紫外線にはビタミンD3の合成を促す作用があります。
ですが、長時間日光浴しなくても、夏の正午近くの太陽光を手に2、3分浴びるくらいで
体内に必要量が作られるそうです。

もちろんビタミンDは食物から摂取することもでき、
イワシやカツオなどの青魚、干ししいたけ、卵黄などに多く含まれます。


一昔前に比べて、オゾンホールの発生などで紫外線の量は格段に増えています。
紫外線による色々な健康被害は年を取ると共に現れます。

なので日焼け止めなど、紫外線対策はできるだけ幼いうちから始めておく方が
良いのです。

特に赤ちゃんは皮膚も薄く、若い皮膚細胞は傷つきやすい上、
紫外線の影響をまだ受けていない皮膚は、日光から肌を守る役割のメラニン色素
も少なく、夏の強い日差しで火傷のような日焼けをしてしまうこともあります。

場合によっては突然変異で傷ついたままのDNAがそのまま細胞分裂によって
増えてしまうこともあり、20歳過ぎからシミ、シワになったり、
60歳を過ぎて皮膚がんを発症する確率も高くなると考えられています。

子供の頃に水ぶくれができるような強い日焼けを数回した人は、
皮膚がんの一歩手前、「前がん状態」になる人が多いことが、
今日の研究でも分かっています。


私たちが小さい頃は、みな真っ黒になって外で遊んでいたものですが、
今やそんな時代ではありません。
小さい頃からの日焼けが蓄積して、皮膚がんにならずとも、
大人になってのシミやシワになってしまうのなら、
母としては娘の将来を考えて、できるだけ避けてあげたいものです(^_^;)

と言っても、慌ててたりすると日焼け止め塗り忘れること良くありますけどね〜(-_-;)

曇りの日も紫外線は案外強いので、外出時は日焼け止めに帽子、
まだ月齢の低い子の場合は、ベビーカーにUVカット仕様の日よけを取り付けると安心ですね。
(風がある日はこの日よけ、邪魔になる上、役に立ちませんが。。。(-_-;))

日焼け止めも肌の弱い子には合わないものがあるので、
品選びには注意が必要ですが、ベビー用は大体石鹸などで簡単に
洗い流せるものが多いようです。

帽子は頭が蒸れやすいので嫌がる子供もいますが、通気性がよい帽子を選んだり、
まめに帽子をかぶりなおして、熱気を逃がしてあげるなどの対策をとりましょう。


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投稿者 aoiki : 2006年07月18日 16:24

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