【北九州病院情報】 産業医科大学 大学病院 整形外科「手の外科」
私の不注意で当時もうすぐ３歳だったウチの娘が利き手の右手の人差し指を、
包丁で大怪我をしたのですが、その１ヵ月後の話。
指先から２番目の関節は動くものの、１ヵ月経っても、
指先の関節をまったく動かさないことがずっと心配でした。
治療をしてもらった病院の先生に相談するのが、本来の筋なのでしょうが、
色々な先生の意見も聞いてみたかったので、ネットで相談を受けてくれる
整形外科のホームページを見つけ、１週間程ずっと相談していました。
その整形外科の先生のアドバイスで「手の外科学会」の存在を知りました。
福岡県では唯一？その学会会員のＳ先生が、週に１度、産業医科大学の大学病院で
「手の外科」の診療を行っていました。
（実際はもう１人先生がいるので「手の外科」は週２回診療を行っています。
（2007年6月現在））
まず問診は別の先生で、現状の状態を診てもらい、骨に異常はないかの念のための
レントゲン撮影をし、あらためてＳ先生の診断を受けると言う順番でした。
娘が幼いからなおさらなのかもしれませんが、問診の先生もフォローについてる生徒さんも、
レントゲン技師の先生も皆対応が丁寧で優しく、患者さんが多いのもうなずける病院でした。
（その分、初診だし待ち時間は長かったです(>_<)
人見知りが激しい娘はどれだけ優しくされても、どこ行っても大泣きでしたが(-_-;)）
担当のＳ先生も私の話を良く聞いてくれ、とても丁寧に診てくれました。
所謂、長時間待たされた挙句のあっけない３分診療、という体制では無い病院だと感じます。
まだ娘が幼い為、自分の症状を伝えることも、こちらが確かめることもできないので、
やはりはっきりした診断はできませんでしたが、指の腱が切断されているか怪我による
癒着の疑いがあるとのことでした。
怪我をした当日、縫合前に指を曲げることを確認できたことから考えると、癒着の可能性が
高いとのことです。
しかし、もし癒着だったら、お風呂上りなどに指の曲げ伸ばしを2〜30回ほどしていたら、
数ヵ月後に癒着が剥離して治る可能性もあると言うのです！
これを聞いた私は、一筋の希望の光が見えた気がしました(T_T)
同時に、もっと早くこの病院を訪ねていたらと後悔もしました。
何にせよ、こう言ったリハビリ的なことは早ければ早いほど良かっただろうし、
もっと適切な指導を受けられたかもしれなかったからです。
折角、信頼のおける先生に巡り会えたのだから、手遅れになっていないことを祈りつつ、
毎日指の曲げ伸ばしを続けています。
（後日談ですが、結局娘の指は元通りにはなりませんでした(-_-;)
ですが、笛も普通に吹けるし、鉄棒なども支障がありません。
それが当たり前で育っているので、本人が不便だと感じることはないのが救いです（T_T））
なお、この大学病院は紹介状があるのが前提ですが、私のように紹介状が無くても
診療は受けることが出来ます。
但し、紹介状が無い場合は初診料として2100円（2007年6月現在）を
払わなければなりませんので御注意下さい。
初診のカルテ作成や診療後の会計は意外にスムーズで、
自動支払機によって払込をしていました。
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投稿者 aoiki : 2007年07月15日 00:26
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