2021年1月アーカイブ
健康&病気
【健康&病気】抗がん作用のある酵素を持つパイナップル
パイナップルを食べすぎると舌が痛くなる、
という経験をされた方も多いと思います。
これはパイナップルにブロメラインというタンパク質を分解する
酵素が入っているからで、舌や食道、胃の粘膜が溶かされ、
痛くなるというわけです。
この特性を利用して、料理の際に肉を柔らかくするのに
パイナップルが使われることもありますよね。
さて、このブロメラインという酵素、
実は特に乳腺や直腸、結腸において、抗がん作用を持っています。
しかも正常な細胞を傷つけることなく、がん細胞だけを攻撃するので、
抗がん剤よりも優れていると言われています。
但し、ブロメラインの酵素効果は60度以上の熱を加えると
効果がなくなるそうなので、加熱は厳禁、
基本的には生のままで頂くのが◎
ドライフルーツにはブロメラインは豊富だと言う意見と、
干され&加熱される過程に成分は無くなるという意見がありますが、
経験上食べ過ぎて胃痛を起こしたことがあるので、
(ドライフルーツだと生果の半分くらい?に縮んでいるため、
ついつい量を食べ過ぎました(-_-;))
乾燥のされ方次第で、成分が残るものもあるようです。
やはり粘膜を溶かすというのはとても強力ということなので、
食べすぎると消化器官が荒れて、別の問題が出てきそうですね(-_-;)
何事もほどほどに☆
またラテックスアレルギーのある方はパイナップルにもアレルギー反応が出る
ことがありますので、食べる際にはご注意下さいね。